マイレージではポルトガル旅行の手配ができなかった。
JALに電話したところ、持っているマイレージで
ブリティッシュエアウェイズに振り替えれば
じゅうぶんリスボンに往復できるマイルがありますね、
と言われたものの、
ぼくの希望する日程では満席なんだそう。
ちょっとずらしても難しいと。
ロンドン=リスボンがなかったり、
成田=ロンドンがいっぱいだったり。
ほかの都市を考えるかなあ。寒くないとこ。
それにリスボン、もうちょっとあったかくなってからでもいいし。
ずっと独り旅をしてきたが、
こないだの香港は友人と現地集合、
こんどの旅はたぶん旧い友人が(はじめて)同行することになりそう。
(全日程かどうかは、未定だけど。)
独り旅は平気なんだけど、
べつに独りじゃないとダメなわけじゃないし
とりたてて独りが好きなわけでもない。
たまたま、そうだっただけの話で。
ていうかなかなかつきあってくれる友人が
いなかったんだよね。
学生じゃないからねえ。
しかしここのところ「行くか!」「行こう行こう」と
同世代の友人たちが言うようになった気がする。
こどものいる家は難しいみたいだけど、
DINKS(死語?)でパートナーとは長いつきあい、
というようなタイプは、40代以降自由になるみたいだ。
悪くないな。
あれ? そういえばうちの父は
妻子ほったらかしてしょっちゅう出かけてたなあ。
おもに狩猟と釣りなんですけどね。
とあるかた(ひとまわり以上のかた)が、
「こんどともだちと旅行に行くんだよ」
とうれしそうにしていた。
中高年の男二人旅らしいが、
ゴルフ旅でもなくいかがわしい目的の旅でもなく
「美味いもの食べたり呑んだりして、
おもしろいもの買ったりいいもの観たりしようよ」
ということらしい。
「何度も行こう行こうと言ってたのが
ことしやっと実現しそうなんだよ」
ということだった。
ああ、なんだか、いいですよそれ!
そういえば志の輔さんと昇太さんも
毎年旅行するんだよね。
いろいろご意見もございましょうが、そういうのって、
旅のスタイルとしては楽しいと思うんだよね。
あまり流行するとは思えないけど。
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そして自分の旅先候補、ややこしいことに。
南仏、バスク、シチリア、サルディーニャ、
カリフォルニア、バハカリフォルニア、パリ、
NY、プラハ、オセアニアのどこか、
と、増える候補にまったく一貫性なし。
同行の友人も「べつにどこでも」というタイプ、
でもアジアじゃなくてっていうくらいの縛りしかない。
いっそJALプラザに行き
「このマイレージで行けるとこのチケットください」
とやってみるのも手ということになりました。
(マイレージはけっこう豊富にあります。)
仕事で旅をすると、
旅先は自分で選べないわけだが、
これまでの経験から、どこでも好きになって戻ってきた。
ということはプライベートでも
どこでも楽しめるんじゃないかと。
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コンサート会場で懐かしい人にばったり。
じつはまったく根拠なくただの直感で
「あれ、きょう、会うんじゃないかな」と思っていたので
「やっぱり」という感じだったんだけど
(自分のその妙な勘、なんかに活かせないもんかね)、
それでも懐かしい。久しぶりです。
あちらはまったく変わりないようで
あいかわらず口が悪い。
太っただろう、なんだその腹は、だのなんだの
悪態をつかれたが、
その雰囲気も妙に懐かしい。
休憩時間だったので少し立ち話をしただけで
また会いましょうもなにもなく
「ほんじゃ!」と手を振った。
またどこかで会うでしょう。きっと。
若いときは偶然と運命をよく間違えていた。
しかし偶然こそが人生でありそれもまた悪くない、
ということなんだと思うんだよね。
そしてそういうことを中島みゆきは歌っている気がする。
(運命こそが、だと思われてる気がするけど。)
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お手伝いした劇団のチラシ完成。
しろうと写真なんですけど(僕の)、
デザインのすばらしさで補っていただきました。
裏面のポートレートも撮ったよ。
「ハロルコ」の公演情報はこちらです。
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そうだ、とふと思い立ち、
横浜反町のキロさんのところに、
タロットで旅の方位を観てもらいに行った。
西がいいそうだ。
トルコから先のヨーロッパ、
南は地中海まで、だそう。
イタリアもいいですね、とのこと。
南北アメリカやオセアニアは「悪くもないが良くもない」、
あと「ただし北欧はダメです」。
パリくらいまでの北は大丈夫だそうです。
目的地が西でさえあれば
航路が北に向かうのは別によいそうだ。
そして時期的にもとてもいいと。
ふう、だいぶ(か?)絞れたぞ。
その情報をもとにあすJALプラザに行きます。