地方在住の友人、検査入院から退院予定が、
副腎皮質ホルモンの投薬治療ため、
ひきつづき2週間入院だと連絡が。
腎臓はほぼ健康なんだけれど、
扁桃腺から菌が入っているのは間違いないので、
それはほっとくと10年かけて深刻な状態になる、
いまのうちにそれを退治しておけば
一生大丈夫ですと言われた、というので、
治療することにしたらしい。
投薬なら自宅でって思うけど、
「なにかあったら危険なので入院してください」
というくらい強いらしいですね、副腎皮質ホルモン。
もしかしてさらに扁桃腺手術で、
プラス10日の入院となるかもしれないと、
電話の声は、あまり嬉しそうではなかったが、
完治させちゃったほうがいいと思う。
と、そんな話をしてたら
「同じ症状です。ぼくもいま検査入院をすすめられてるんですよ」
という人がいて、
「扁桃腺→腎臓」の疾患は
あんがい、あるんだということがわかる。
健康でいたい。
あいつにも、きみにも、健康でいてほしい。
●
岩松了さんの芝居「シダの群れ」へ。
おもしろかった!
「なるようにしか、ならない」ということの、
絶望サイドを描いた作品なんだけれど、
ひとの「おかしみ」もあって、観終わった感じは悪くない。
舞台っていいなあとしみじみ思う。
もう一個人生があったら
舞台役者という職業に就いてみたいと、
ほんとにいい舞台を観ると、
嫉妬もまじりつつそう思う。
あと、岩松さんて音楽のセンスもほんとにいいなあ。
●
ご近所さんに約束のジャムを届ける。
いただいた梅干しのお礼。
「鬼みたいになって煮たジャムでしょ」と。
そうです、内藤町名産の「あかおにジャム」です。
●
深夜に青山通りを歩いていたら、
青山三丁目交差点で白いドレス着た太ったおばさんが
さえないおじさんとくるくる踊ってた。
ウディ・アレン的だと思う。
ふたりの耳には、ニューヨーク・フィルハーモニックの演奏が
聞こえていたのかもしれない。
●
不忍池水上音楽堂へ、
クレイジーキャッツ・リスペクトライブを観に行ってきました。
ポカスカジャン、鈴木慶一さん、
SAKEROCK、スチャダラパーという大好きなめんめんと、
こりゃなかなか見れなさそうな
(あまり興味はないんですけど)
近田春夫・高木完・竹内亨ユニットが出るライブ。
どうしようかなと思っていたら
誘っていただいて行くことができました。ラッキー。
ということで千代田線で湯島へ。
こっちに来るのは久しぶりだなあ。
最初に勤めた会社があったのが湯島で、
その後お茶の水に越したんだけれど、
この界隈、ずいぶん長く通った気がする。
しょうじき、つらいことばっかしだったんだけど、
それはそれとして、このあたりは懐かしい。
神保町は近いし、
秋葉原や上野にもぷらっと歩いて行けたし、
貧乏だったけどいろいろ楽しかった。
秋葉原では今に到る親友がひとりできた。
そういえばつい最近
この界隈のことがともだちとの話題にのぼったな。
偶然なんだろうか。わかんないや。
なんて考え事をしつつ蒸し暑いなか歩いてたら
思いっきり道を間違えた。
ここ弁天堂?
ここじゃないじゃん!
ていうか最初から道まちがえてるじゃん!
近いのに!
iPhoneの指示どおりに来たのに!
慌ててもどって、なんとか開演前に着きました。
ということで4時間にわたるライブ、
スチャダラパー、SAKEROCK、
そして慶一さんの「カヴァー」がすばらしかったー。
原曲(クレイジー)がまずいいのはもちろんなんだけど、
それを自分たちの音楽にとりこむのが
半端じゃなく、うまい。
たぶん、その尊敬がほんものなんだろうなあ。
血となり肉になっている感じ。
スチャダラパーがラップ、
SAKEROCKがトロンボーンのユニット、
慶一さんはアコーディオン、バイオリンとトランペット、
ギターという編成で、
いわゆるロックバンド仕様じゃないところもよかったなあ。
しかも、慶一さんは、自分の曲はいっさいやらず
すべてカヴァー曲。すごい、すごい!
そうそう、ポカスカジャンはトクしてた。
なぜなら、彼らが唯一「コミックバンド」として
クレイジーキャッツ直系の後輩にあたるわけで、
だから、存在そのものがリスペクト。
よかったねえ、ポカスカ。
(新ネタの「スードラ節」もよかったです。)
セットチェンジのときにかかってた
「クレイジーキャッツ10周年記念コンサート」の映像が
ほんとにものすごくって、あれもいちど観たい。
音楽性、演奏力、ギャグ、構成演出、すべていい。
1965年のものだそうで、
そういやうちの母、赤坂のOL時代に
「クレイジーキャッツおっかけてたのよー。
アシベとか行ったもん」と言ってたな。
あんなにすごかったんだー。
追悼・ガチョーン。
●
NODA MAP番外公演の「表に出ろいっ!」へ。
前作のでっかい公演、
「ザ・キャラクター」のあとすぐの公演だったので
そんなに大きなことはやらないだろう、小ホールだし、
と思ったら、大間違いの、嬉しい誤算。
とんでもなかった、これは。
ここ数年観た芝居のなかでも5本の指に入る!
勘三郎丈おそるべし。
野田秀樹おそるべし。
3人しか出ないんだけど、これぞ演劇という感じ。
ゲラッゲラ笑って観てたら、途中からどっかーんと、
ものすごい闇がやってきて、
それが「ザ・キャラクター」とリンクする話。
ありていに言うと筒井康隆的な凄さ。
圧倒されっぱなしで、1時間20分、
こちらもテンションぎりぎりのところで
じつに気持ちのよい落語的エンディング。
演劇史に残る名作なんじゃないだろうか。
勘三郎丈=野田秀樹、というこの配役、
ほかのいろんな役者で観てみたいなー。
古田新太=大竹しのぶ、とか。
それじゃあまりにも「今」すぎるかもしれないけど。
●
ジム。胸の日。
ベンチプレスでへとへとに。
100キロは、まだ自力だけでは無理だけど
「3回、つぶれない」ところまで来ました。
ここまで来たよゴリちゃん、と小さくつぶやいた。
●
MONCLER 365(という店)から入荷のおしらせ。
前々から「尻まで隠れるダウンが欲しい」と
ことあるごとに伝えていたんだけれど、
それができたらしいというので行ってみる。
ふふ、時代があたいに追いついたね、
ほめてあげましょう‥‥というわけでは勿論、ない。
しかしその本来の目的のダウンは、
もちろんそれはそれで格好よかったんだけれど、
別の薄手の、丈はもうちょっと短いけど
一応尻くらいまであり、薄手で、
前身ごろがウールのピーコートと
ダッフルコートを合体させたような
不思議なデザインのコートのほうが気になる。
さてどうしようか頭を冷やせと思いつつ
店内をうろうろしていたら
「ダウンの半ズボン」なる妙なアイテム発見。
あの、穿いてもいいですか。いい。では。
と、穿いてみたら、ありえないくらい似合った。
ショップの人が拍手したくらいだ。
乗せられてる?! と思う以上に
たしかに似合っていた。なーんすかこれ!
ということで購入決定するも、
でもいったいいつ穿くんだ? ダウンの半ズボンて?!
「レギンスを穿いて、その上からどうぞ」
と言われたが、それだけはしたくないナンバーワンだ。
だったら生足出して穿く! というくらいの気分だが、
冬に耐えられるはずがない。
じゃハイソックス? ううむ自信ないなあ。
いっそデニムの上から穿くとか‥‥
しかしあまりに妙なコーディネートをしているのを
骨董通りあたりで見られたら
あそこの社長さまから
「あれをやめさせなさい」と命令が下りそうだ。
「なんで売ったの」とか。
しかしマジでどうやって穿いたらいいんでしょうね。
なぞなぞのような商品だなあ。
副腎皮質ホルモンの投薬治療ため、
ひきつづき2週間入院だと連絡が。
腎臓はほぼ健康なんだけれど、
扁桃腺から菌が入っているのは間違いないので、
それはほっとくと10年かけて深刻な状態になる、
いまのうちにそれを退治しておけば
一生大丈夫ですと言われた、というので、
治療することにしたらしい。
投薬なら自宅でって思うけど、
「なにかあったら危険なので入院してください」
というくらい強いらしいですね、副腎皮質ホルモン。
もしかしてさらに扁桃腺手術で、
プラス10日の入院となるかもしれないと、
電話の声は、あまり嬉しそうではなかったが、
完治させちゃったほうがいいと思う。
と、そんな話をしてたら
「同じ症状です。ぼくもいま検査入院をすすめられてるんですよ」
という人がいて、
「扁桃腺→腎臓」の疾患は
あんがい、あるんだということがわかる。
健康でいたい。
あいつにも、きみにも、健康でいてほしい。
●
岩松了さんの芝居「シダの群れ」へ。
おもしろかった!
「なるようにしか、ならない」ということの、
絶望サイドを描いた作品なんだけれど、
ひとの「おかしみ」もあって、観終わった感じは悪くない。
舞台っていいなあとしみじみ思う。
もう一個人生があったら
舞台役者という職業に就いてみたいと、
ほんとにいい舞台を観ると、
嫉妬もまじりつつそう思う。
あと、岩松さんて音楽のセンスもほんとにいいなあ。
●
ご近所さんに約束のジャムを届ける。
いただいた梅干しのお礼。
「鬼みたいになって煮たジャムでしょ」と。
そうです、内藤町名産の「あかおにジャム」です。
●
深夜に青山通りを歩いていたら、
青山三丁目交差点で白いドレス着た太ったおばさんが
さえないおじさんとくるくる踊ってた。
ウディ・アレン的だと思う。
ふたりの耳には、ニューヨーク・フィルハーモニックの演奏が
聞こえていたのかもしれない。
●
不忍池水上音楽堂へ、
クレイジーキャッツ・リスペクトライブを観に行ってきました。
ポカスカジャン、鈴木慶一さん、
SAKEROCK、スチャダラパーという大好きなめんめんと、
こりゃなかなか見れなさそうな
(あまり興味はないんですけど)
近田春夫・高木完・竹内亨ユニットが出るライブ。
どうしようかなと思っていたら
誘っていただいて行くことができました。ラッキー。
ということで千代田線で湯島へ。
こっちに来るのは久しぶりだなあ。
最初に勤めた会社があったのが湯島で、
その後お茶の水に越したんだけれど、
この界隈、ずいぶん長く通った気がする。
しょうじき、つらいことばっかしだったんだけど、
それはそれとして、このあたりは懐かしい。
神保町は近いし、
秋葉原や上野にもぷらっと歩いて行けたし、
貧乏だったけどいろいろ楽しかった。
秋葉原では今に到る親友がひとりできた。
そういえばつい最近
この界隈のことがともだちとの話題にのぼったな。
偶然なんだろうか。わかんないや。
なんて考え事をしつつ蒸し暑いなか歩いてたら
思いっきり道を間違えた。
ここ弁天堂?
ここじゃないじゃん!
ていうか最初から道まちがえてるじゃん!
近いのに!
iPhoneの指示どおりに来たのに!
慌ててもどって、なんとか開演前に着きました。
ということで4時間にわたるライブ、
スチャダラパー、SAKEROCK、
そして慶一さんの「カヴァー」がすばらしかったー。
原曲(クレイジー)がまずいいのはもちろんなんだけど、
それを自分たちの音楽にとりこむのが
半端じゃなく、うまい。
たぶん、その尊敬がほんものなんだろうなあ。
血となり肉になっている感じ。
スチャダラパーがラップ、
SAKEROCKがトロンボーンのユニット、
慶一さんはアコーディオン、バイオリンとトランペット、
ギターという編成で、
いわゆるロックバンド仕様じゃないところもよかったなあ。
しかも、慶一さんは、自分の曲はいっさいやらず
すべてカヴァー曲。すごい、すごい!
そうそう、ポカスカジャンはトクしてた。
なぜなら、彼らが唯一「コミックバンド」として
クレイジーキャッツ直系の後輩にあたるわけで、
だから、存在そのものがリスペクト。
よかったねえ、ポカスカ。
(新ネタの「スードラ節」もよかったです。)
セットチェンジのときにかかってた
「クレイジーキャッツ10周年記念コンサート」の映像が
ほんとにものすごくって、あれもいちど観たい。
音楽性、演奏力、ギャグ、構成演出、すべていい。
1965年のものだそうで、
そういやうちの母、赤坂のOL時代に
「クレイジーキャッツおっかけてたのよー。
アシベとか行ったもん」と言ってたな。
あんなにすごかったんだー。
追悼・ガチョーン。
●
NODA MAP番外公演の「表に出ろいっ!」へ。
前作のでっかい公演、
「ザ・キャラクター」のあとすぐの公演だったので
そんなに大きなことはやらないだろう、小ホールだし、
と思ったら、大間違いの、嬉しい誤算。
とんでもなかった、これは。
ここ数年観た芝居のなかでも5本の指に入る!
勘三郎丈おそるべし。
野田秀樹おそるべし。
3人しか出ないんだけど、これぞ演劇という感じ。
ゲラッゲラ笑って観てたら、途中からどっかーんと、
ものすごい闇がやってきて、
それが「ザ・キャラクター」とリンクする話。
ありていに言うと筒井康隆的な凄さ。
圧倒されっぱなしで、1時間20分、
こちらもテンションぎりぎりのところで
じつに気持ちのよい落語的エンディング。
演劇史に残る名作なんじゃないだろうか。
勘三郎丈=野田秀樹、というこの配役、
ほかのいろんな役者で観てみたいなー。
古田新太=大竹しのぶ、とか。
それじゃあまりにも「今」すぎるかもしれないけど。
●
ジム。胸の日。
ベンチプレスでへとへとに。
100キロは、まだ自力だけでは無理だけど
「3回、つぶれない」ところまで来ました。
ここまで来たよゴリちゃん、と小さくつぶやいた。
●
MONCLER 365(という店)から入荷のおしらせ。
前々から「尻まで隠れるダウンが欲しい」と
ことあるごとに伝えていたんだけれど、
それができたらしいというので行ってみる。
ふふ、時代があたいに追いついたね、
ほめてあげましょう‥‥というわけでは勿論、ない。
しかしその本来の目的のダウンは、
もちろんそれはそれで格好よかったんだけれど、
別の薄手の、丈はもうちょっと短いけど
一応尻くらいまであり、薄手で、
前身ごろがウールのピーコートと
ダッフルコートを合体させたような
不思議なデザインのコートのほうが気になる。
さてどうしようか頭を冷やせと思いつつ
店内をうろうろしていたら
「ダウンの半ズボン」なる妙なアイテム発見。
あの、穿いてもいいですか。いい。では。
と、穿いてみたら、ありえないくらい似合った。
ショップの人が拍手したくらいだ。
乗せられてる?! と思う以上に
たしかに似合っていた。なーんすかこれ!
ということで購入決定するも、
でもいったいいつ穿くんだ? ダウンの半ズボンて?!
「レギンスを穿いて、その上からどうぞ」
と言われたが、それだけはしたくないナンバーワンだ。
だったら生足出して穿く! というくらいの気分だが、
冬に耐えられるはずがない。
じゃハイソックス? ううむ自信ないなあ。
いっそデニムの上から穿くとか‥‥
しかしあまりに妙なコーディネートをしているのを
骨董通りあたりで見られたら
あそこの社長さまから
「あれをやめさせなさい」と命令が下りそうだ。
「なんで売ったの」とか。
しかしマジでどうやって穿いたらいいんでしょうね。
なぞなぞのような商品だなあ。