日曜日の夜、AVATAR観てきました。
くたびれたー。肩凝った。
遊園地の乗り物一気に全部乗ったみたいに疲れた。
みんなが「すごいすごい、とにかく映画館へ!」と
言ってる意味はわかった。
たしかにこりゃ映画館で3Dじゃないと!
これだけのものをつくる、ということについては、
純粋にすごいって思うものね。
好むと好まざるとにかかわらず、
映画史のテキストに「本格3D映画の黎明期の歴史的代表作」
として残るんだろうな。
大ヒットの理由は、万博に人がいっぱい行くのと同じじゃない?
そんな「映画館に行かないと体験できない」映画を
つくっちゃったということが、ほんとうにすごいと思う。
3Dって飛び出すのかと思ったら、
奥行き感と、生々しさのほうがすごいんでした。
あと実写とそうでない部分がすごく自然。
演劇っぽい。動物園っぽい。
でも座席にいる感じとか動物園のこっち側で観ている感じ、
じゃなく、こっちが舞台か、檻に放り込まれたみたいな気分。
しかも等身大以上の世界なわけだから、臨場感がすごい。
たとえば高いところに登るシーンでは
高いところの苦手な僕は何度か縮み上がりました。
ひょー。
肉体もきっちり3Dなので、生々しくてちょっとドキドキする。
兵隊のみなさん、なんだか全員すごい筋肉だ。
「博士」以外はみんなフィットな体型でした。
あの博士も白衣脱いだらすごいのかも。
監督が「あえて凡庸にした」と語っているらしいストーリーについては
とくに言うことはないんだけど、
3Dに集中してほしいという監督のもくろみどおり、
その凡庸さは観ているときは気にならないです。