マリアージュ・フレールで紅茶
(エスプリ・ド・ノエルという、フレーバーティ)を買うついでに、
ティーストレーナーはないですか、と訊いてみた。
西洋茶こし。
なかなかいいデザインのものがない。
ティーポットはいくつか持ってるんだけど
なかには、茶こしがないと、茶葉が出ちゃうのがあって、
好みに合うのがあればと思っているのです。
できれば網状ではなく、パンチングメタルが好ましい。
そのほうが洗うのが楽なので。
「ないんです」と年中麻の制服を着ている店員。
フランスではこれで淹れるんですよ、と、
コーヒーのネルみたいなものを見せてくれた。
そういえばここ、フランスの店でしたね。
イギリスの紅茶が、茶葉をポットのなかで熱湯と泳がせ、
濃くなってきてもミルクティにするから大丈夫なのに対し、
ストレートで飲むフランスは、
さっさと茶葉をひきあげてしまうため
こうした布を使うんだそうです。
へえ〜。
まぁ、そういうものだとは理解したけど、
自分の生活には、合わなさそうだ。
コーヒーネルのように、いつも水につけておかなくてもいいそうだけど、
1回使うごとに乾かすって、
ぼくはカビを生やしそう。
……ということで、諦める。
ちなみにマリアージュ・フレールに置いてある
ティーポットは、どれもすごく形がいいです。
とくにガラス製のは、これだけ種類のある店は
あんまりないんじゃないかな。
もちろんフランス式なので茶こしのちいさな穴はあいてませんが。