オーステルリッツ駅で5番から10番の地下鉄に乗り換え
セーブル・バビロン駅で降りて、
ボン・マルシェのグランデピスリー(食品館)へ。
月曜なので、きょうから一週間定期が使えます。便利。
と、その前に、まずは本館であるボン・マルシェを上から下まで。
高級ブランドばかりだけど、わりと気楽に展示してある。
というか、むしろ、仮設っぽいインテリアで、
高級感とは無縁のような‥‥?
品はいいのに、壁や棚がかっちょわるい。
広々としていて見やすいんですけどね。
食器まわりの売り場で、ライヨールのナイフと、
ストウブのココットが欲しくなる。
さんざん迷う。けど、
まぁ、まだ時間はあるし、重いので、
あとまわしにしましょうと決める。
年があけてからでいいや。
ライヨールはふだん用に欲しいのです。
さて、グランデピスリー。
新宿伊勢丹と日本橋高島屋の食品売り場を足して、
さらにハイソにした感じ。
ものすごく広い、ワンフロア。
でも建物の1Fなんで、風通しがいい感じ。
地下じゃないと、なんというか、清潔感が上がりますね。
カートは1ユーロのデポジット要。
そんなに買わないので、手持ちかごで‥‥と思うも、
だいたいこういう食品売り場に来ると
ものすごく興奮して買いまくる癖があるので
まずは冷静に、かごを持たずに探検。
いやはや、すごい品揃え。
各国食材(日本は極東コーナー)、
肉(もちろん野禽類がどっさりです、今の季節!)、
魚、チーズ、野菜、駄菓子、お総菜、ワイン、パン、
‥‥当たり前だけど、
フランス食材が、これでもか! と並んでおります。
食品好きには、たまらんです。
たとえば紅茶だとマリアージュ・フレールから
エディアールからフォションなんかの、
よく知ってるものから、
ええと、名前忘れちゃったけど、
ぜんぜん知らないようなものまで、
かなりのブランドがそろっている。
チョコレートなんかもかなりの品揃え。
うむ、ここ、おみやげ買うのにはいいんじゃない?!
(ちなみにマリアージュ・フレールは、
ボン・マルシェ3Fにもお店があります。)
さらに、瓶詰めや缶詰めの、
パテやテリーヌ系のものなんか、
棚を埋め尽くしております。
もう、全部買い占めたいくらい‥‥
しかし瓶詰めのパテ・ド・カンパーニュ、
持っただけで脂がしみてて、
これはトランクに入れたらえらいことになるだろうな。
あ、そうそう、伊勢丹の食品売り場のバイヤーは
いま、このグランデピスリーから学んでいるそうです。
学んでるっていうと聞こえがいいな。
ネタ元にしてるってことでしょうね。
フランスっぽいなと思うのは
「bio」表示があちこちで見られることかな。
さあなにを買おうか‥‥というところで、
ほんとはバスクの食材(調味料)が欲しかったんだけど、
そのあたりは、探しきれず。
唯一、バスクの粉トウガラシを見つけたのでそれを買いました。
さらに、各種テリーヌの小さな缶詰め。
そして、保存のきくサラミのバックいろいろ。
缶入り(中は瓶が入ってる)のマスタード。
どうも、酒飲み系なライン・アップですが、
まあ、よいでしょう。
ショッピングバッグも買って、中に詰めて戻ってきました。
ほくほく。
こういう買い物がいちばん楽しい。
フォーブル・サントノーレは無縁。
さて、小腹が空いたので、
近所のパン屋でバゲットを買う。
ほんとに、そのまま手渡されるんですね。
まだあったかい、焼き立てのバゲットを手に、
帰りに安スーパーで「タラマ」購入。
たらこペーストです。
安っぽいけど、うまいのです。
サラダの残り、ハムといっしょにおそい昼ごはんにいたしました。
さて、パーティに出かけるまでまだちょっとあるな。
昼寝でもするかな。