初日3時間半、なか日4時間、楽日4時間。
なんだかんだ計12時間ちかい葬式ってなんだ?!
ヨーロッパ線の往きが、
ずっとWAHAHA本舗の生ライブ、
ということになるんだな。
楽しいのか地獄なのかわかりません。
喰さんの「大生前葬」、なか日は、「芸術葬」。
伝統芸能がずらり、のラインナップながら、
林家二楽さん(紙切り)、神田山陽さん(講談)、
三増紋之助さん(江戸曲独楽)、いずれも、
喰さん演出の、ワハハ風味たっぷりに。
そしてフラメンコに津軽三味線のコラボ、
日舞と洋舞のコラボ、というあたりも喰演出。
さらに三上寛さんの「夢は夜開く」‥‥、
これ、すごく味わい深いことになってて
びっくりしました。
あと、「林家ライス・カレー子」さんの
環境問題ラップ漫談(?!?!)。
あ、そうだ、すごすぎて忘れてた、
「清水宏」さん。検索してみるといいです。
ワハハのみんなが常識人に見える。
楽日は、「音楽葬」。
映画プロデューサーの小松沢陽一さんによる
たいへん感動的な弔辞にはじまり、
おっ、今日は、感動系で行くのかなと思いきや、
柴田さんのマネジャーの岩崎さんが
過去に歌手だったときに1枚出した
シングル曲「いいな・いいな」を披露、
場は一気に場末ムードに‥‥。
続いて、やったらうまいものまね芸人さん、
あんまりうまくないものまね芸人さん、
とっても下手なことが味わいの手品師、
もと関取の歌手、ピアノとバイオリンのデュオ、
津軽三味線とポカスカジャンのコラボ、
‥‥と、どえらいワハハ的なショーパブ状態に。
そして弔辞は元ワハハの渡辺信子さん、
渡辺佑さん、スカパラの谷中さん、
日テレの土屋さん、などなどが登場。
VTR弔辞は坂田明さん井上陽水さん
泉谷しげるさんなど。
座長、久本さん、柴田さんの個人芸と
全員のダンスは3日通しで同じ演目。
最後に喰さんが感動の挨拶をしたと思ったら、
(そりゃ本人は感動するだろう、なんて、言わない、言わない!)
エンディングはチャゲ&飛鳥の「YAH YAH YAH」を
メインボーカルが「さいとう君」という、
‥‥ええと、たいへん歌のうまい素人でして、
まあ、ワハハの身内のTV業界の人なんですが、
ただうまいというだけで
エンディングのメインボーカルを任すとは。
‥‥すごい。
もう感想とかなんとか言いたくないほどです。
帰りに喰さんの新刊を買って、
ともかくお世話になったぶんの香典は払った!
という気分です。まったくもうー。
客だしのときに、
いままでのチラシがどどっとスライドで映る。
何枚か(たぶん十数枚)ぼくがつくったチラシが映る。
そうだった、そうだったよな。
あ、「退屈な天国よりエンタテインメントな地獄」
というのは弔辞VTRで泉谷しげるさんが
おっしゃってた言葉です。
「地獄ってのは、テーマパークだろう」と。
なるほどなるほど。