杏5キロを半割りにして種を抜き
その状態で重さをはかって、4割分のきび砂糖を用意。
杏にきび砂糖をまぶして電子レンジで4分、
ひっくりかえしてまたきび砂糖まぶして3分。
果汁と実を別々にして、
実を網にのせてオーブンへ。
100度で2時間。
これでセミドライ杏ができあがる。
種も乾かして、割って杏仁を取り出しておく。
果汁にきび砂糖を入れ鍋で強火で溶かし、
溶けたらセミドライ杏と杏仁を入れて
溶岩のようにたぎるのを、
真っ赤になってかき混ぜ続ける。
一年のうちでいちばん過酷なジャムづくり、
それが杏ジャム。
汗が吹き出るので頭にタオル巻いて
溶岩状態のジャムが飛び跳ねるのでエプロンして、
でも暑いから上半身裸(半裸エプロン)、
顔は真っ赤、水分補給しながらつくるジャムです。
(だから命名、あかおにジャム。)
ふつうに半割りにした杏を砂糖で煮れば
すぐジャムになるんだけど
2日かけてこれをつくる理由は、
そりゃあもうとんでもなく美味いから。
昨年、伊藤まさこさんに教わってやってみてやみつき。
杏はこの時期しかないから、まとめて仕込むのです。
ことしの進化は、杏仁を入れること(無手勝流)と、
レモンを入れなかったことと、
仕上げにブランデーを加えること
(これはそもそものレシピにあったんだけど、
去年は手元になかったから入れたなかった)。
あ、そもそもきび砂糖を使うのは無手勝流。
ジャムはグラニュ糖がいいんだけど、
ぼくはきび砂糖もおいしいと思う。
とくに杏は煮るとすさまじく個性が出る果実なので、
きび砂糖くらい個性があったほうが
よい気がしております。
それに杏はペクチンがあるから、
グラニュ糖じゃなくても、
レモンを使わなくても、
ちゃんととろんとしたジャムになる。
去年はかなり煮詰めて、飴寸前まで炊いたけど、
ことしはちょっとジューシーめに仕上げました。
中瓶4つ、小瓶4つ、めいっぱい詰めた。
瓶まるごとの煮沸も済んで、
これは保存用。ちびちび食べる。
さらに中瓶1つは、かなり隙間があいたので
すぐ食べる用にします。
●
セール初日、狙っていたJWMのアランニットを入手。
うれしい、すごくうれしいー。
同じくセールでtrippenの、
夏用の、編み込みになっている革靴を買った。
この革、タンブラーにかけているそうで
ふにゃふにゃにやわらかい。
もともと履きやすい構造なのがますます快適。
交代にいままでの夏の靴(甲に、孔がいくつもあいてる、
というデザインです)を修理に。
つま先のゴムがちょこっと取れちゃったのです。
履くとき「とんとん」とやる、
小学生みたいな癖が抜けないのが理由。
●
香菜とニラと茗荷をたっぷり刻んで、
(生姜や葱を入れてもいいと思う)
自家製のラー油と、ごま、ごま油、
塩、花椒、レモンで和えて、
冷たくしたそうめんにだしで下味をつけた上に、
どっさり載せる。
さらに上から花椒を振る。
辛い! うまい!
●
プラハから小包到着。
shinoさんが新作マグカップを送ってくださった!
400mlくらい入るそうで、
マグというより食器としていろいろ使えそう。
děkuji!!
●
友人女子のthe 4th decadeのお祝い@スズキさん。
●
伊賀出張のときに買った伊賀牛が届く。
この2週間ばかりなにかとtoo muchに食べてるので
梅雨明けそうそう夏太りです。