水道橋の「千鳥」さんで余宮隆さんの個展。
緑釉を、ヨーロッパのアンティークのように、
というテーマでの陶器。
すばらしい‥‥。
ご本人もいらして、しばし歓談。
コーヒーサーバーとジャグのセットを買うことにする。
でもすぐには持ち帰らず、引っ越したら取りに来るからと
置いといてもらうことにしました。
余宮さん、「ほ+」でも湯のみとごはん茶わんを出品します。
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ジムに行こうと地下鉄に乗ったら
霞が関で乗り換えるところを
どういうわけか赤坂見附で降りてしまい
トレーナーとの約束の時間に15分遅刻。
すみません。
ダンベルプレスなど胸周りをひととおりやって
最後に振動マシンで腕立て伏せ。
「30秒我慢!」とか、ライトな拷問ぽい。
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ベッドを買おうと思い、
ここひと月くらい調べている。
この年齢になるとまわりに「寝グルメ」が多く、
訊いてみると、意見がじつにばらばら。
こんな感じです。
■ポケットスプリングは絶対ダメだよ。
ボンネルコイルの硬いマット、
ダブルクッションに勝るものはない。
■柔らかいのもいいよ。
硬いのがいいと探して、アメリカのホテルの
スイートルーム仕様みたいなベッドに寝たら驚いた。
ハンモックとかに寝てるみたいな気持ちよさで。
■ポケットスプリングがダメっていうのはずいぶん昔の話だね。
■トゥルースリーパー、上に敷くとすごくいいよ。
■すのこベッドあるいはウッドスプリングのフレームに
ムアツふとんのマットレスがいいですよ。
■ていうかせんべい布団がいいんじゃない?
ああもうわけがわからない。
たぶんどの意見も一理あるんだと思う。
さらにここに「予算」というものもあるわけで、
さらに「ブランド好き」な自分もいるわけで、
ネットで調べ出すとますます
レンズの沼(カメラマニアがレンズの世界を
底なし沼のようだとする表現です)ならぬ
ベッドの深い闇に吸い込まれそうだ。
とにかく自分で寝てみるのがいちばんと、
あちこちのショールームをハシゴしてみたんだが、
どのブランドもそれなりによくって、
ようするに高いベッドはいいベッド。
柔らかいのも硬いのも、高けりゃ大丈夫、
という、じつに資本主義的な結論。
先端医療のようなもんでしょうかね。
結論、シモンズの高級なやつが好み、とわかりました。
ぼくが調べた限りの
格安をうたうネットショップよりも安い店舗を発見、
そこで買うことに。
ちなみに「フローリングにせんべい布団」は
経験者によると「ぜったいやめたほうがいい」と。
ほんとうにあっという間に、
フローリングがかさっかさになってささくれだって、
だめになっちゃったんだそう。
その原因はやっぱり「湿気」。
寝てる間ってすごいからね。
布団、まいにちあげさげしても、
6~8時間は敷いてるわけだから、
その湿気によるダメージはそうとうなものらしい。
「やっぱり畳に布団ってすごいんですよ。
日本の風土に合っている」。
そうか、畳は天然のボトムマットレスなんだなあ。
あれは寝具の一部でもあるわけだ。
すごい。
ちなみに、すのこ程度の薄さでもダメ、
もちろんマットレスを直に敷くのもダメ。
下に抜ける空気の層があるていどないと
いけないんでしょうね。
マンション、洋室という現代の生活には
ベッドがいいってことか。
ということで、こんどは安めのフレーム探しです。