3時半起床。はやっ。
時差ボケではなく、
就寝が早い同行者にあわせているだけ。
まだ暗いし、外に出てもしょうがないので
パソコンに向かい仕事。
時間があると仕事しちゃう。
追われているわけじゃないんだけど、
時間があるんだからもったいないかなと思って。
嫌いじゃないからべつに苦じゃないです。
で、5時に軽く朝食。
トースト、フレッシュチーズ、ブロッコリ、
イベリコ生ハム、ヨーグルト、オレンジ、
そしてコーヒー。
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8時前に出かける。
石畳の坂道は朝露に濡れてちょっと滑る。
危険。
あと犬の糞も危険。
そして夜通し飲んだくれていたらしい若者たちが
早朝、帰宅するらしく、歩きながら叫んでいるのだが、
これはそんなに危険な感じがしない。
かわいいとすら言える。
さてきょうは元日だったので
お店もなにもかも休み。
ただひたすら歩く。
4時間ほど歩いたところでエネルギー切れ。
くたびれて大型ホテルに寄る。
最初、フォーシーズンズに寄ったのだけど、
これはちょっとぼくらの格好ではまずいだろうと、
ソフィテルに行く。
世界中どこでも同じインテリアだというカフェで、
ブランチみたいなものを食べる。
そして地下鉄と市電で部屋に戻る。
昼寝。
眠ったつもりはなかったのだが
どうやらいびきをかいていたらしいです。
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起きてふたたび出かける。
市電28番、これはわりと街のメインというか、
けっこういいところをぐるっと回ってくれるライン。
終点まで乗ってみた。
道路幅が狭い上、アップダウンが激しい坂の町を
よくもまあこんなふうに走れるもんだと思う。
ちょっとしたスリル・ライドですよ。
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終点からぶらぶら歩いて戻る。
歩いてばっかりの一日のようだけど
実を言うとなんだか物足りない。
歩き足りないというよりは、
「お店が休み」というのが、
なんというか目印的なものや
ちょっとした目的意識をそぐのでしょうね。
やっぱり活気のある街を歩いたほうが面白い。
街を歩いているのは観光客ばかり。
トラムの中はイタリア語でにぎわってた。
あとドイツ語、フランス語、英語、かなあ。
多くは4〜6人くらいの老若男女グループ。
たまに見かける日本人は二人連れ。たいてい夫婦。
韓国、中国人は団体。
こんだけ観光客がいても
ぼくらのようなのはやっぱりちょっと珍しいかも。
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そういえば、なのですが、
リスボンには中華街どころか
きわめて中華料理店が少ないように思う。
きょうトラムから、中華系食材店は1店あったのを見たけど、
料理店はまだ知らない。
日本料理店は数店ありました。
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夕飯はパスタ。
買ってきたスモークベーコンときのこを
にんにくといっしょにじっくり炒めてソースに。
食べるときにレモンとパルミジャーノをかける。
あとはワイン。
この自炊旅においては、このメニュー、
けっこう重たいほうです。
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こうして考えてみると、元日にやったことは、
歩く・食べる・つくる・仕事する・眠る・話す。
あと洗濯(毎日手洗いしてますよ)。
一年の計としては、悪くないんじゃないでしょうか。