飴、iPad、若い料理人。

金曜日。またもや早朝目覚めちゃったので、
バスクの調味塩でマリネしておいた骨付き鶏ももを土鍋で調理。
焼き付け、鍋ごとオーブンに放り込んで15分。
直火調理ができる土鍋なんでこういうことが可能。
朝から肉ですかと言われるけど、肉なんです。
 

 
大快晴のなか、名古屋へ取材。
午前中に到着、味噌煮込みうどんを食べ（別にうまくない。
ぼくはどうも名古屋食と相性がよくないみたい）、取材先へ。
飴工場。とっても熱い（そしてなかなか暑い）場所で、３時まですごす。
ぼくは実家が和菓子屋だったので、こういう匂い、雰囲気は
とても懐かしく感じる。

そのまま東京にとんぼ帰り。
アップルストア渋谷に行って予約してあったiPad（Wi-Fi）を受取る。
そして、約束していた会食のため広尾のPELLEGRINOという
パルマ地方料理を出すというイタリアンへ。
初めて行ったんだけれど、
「ムードからしておいしい店」というのがありますよね、
まさしくそれ。
スタッフもインテリアも、
シンプルで控えめなのに、しっかり筋が通ってる印象で、
「ここは旨いに決まってるだろう！」
という感じがする。
はたして料理もその通りで、
「若いシェフなので、ちょっとやんちゃというか、
　未完成な部分があるかも。そのあたりは大目に」
と、同行のＴＪ嬢が言うんだけれど、
いやいやとんでもない、ものすごくしっかりして、
自信もあって、思い切りもあって、
でもでしゃばりすぎないという料理でした。
生ハムと醗酵バターを合わせるだとか、
真鯛の身と白子を若筍を合わせて
ズッパディペッシェに浮かべた温かい前菜とか、
トリュフをこんもりかぶせたトルテッリとか、
かめばかむほど味の出るサシのほとんどないサーロインとか、
‥‥ああ、思い出しても幸せ。
スタッフも勉強熱心でとても気持ちがいい。
ちなみにシェフは32歳なんだって！
これでコースメニュー、いちばん上でも8000円台っていうのは
ものすごくおトクなんじゃないかなぁ。
満腹で帰宅。

さてきょう（土曜）はこれから松本クラフトフェアに行ってきます。
iPad、Wi-Fiだから持ってってもつながんないんだけど
やっぱり持ってきたくなっちゃうなあ。
 

 
▲これは金曜の朝。きょう（土曜）は曇ってる。