さあ帰国。

パッキング後、２時間ほどあったので
銅鑼灣の時代廣場でお茶をして、
本屋で英語で書かれた中華料理のレシピ本と
香港の食のガイド（広東語だけど）を買う。
さらに、今回、ほんとに買い物をしなかったんで、
せめて自分に土産ということで
ボッテガ・ヴェネタのキーホルダーを奮発。
キーホルダーにしてはすっげえ高いんだけど、
ひとつくらいいいんじゃないか。
 

 
タクシーで、中環から地下道でつながっている
機場快線（エアポートエクスプレス）の香港站（駅）へ。
ここではインタウン・チェックインといって、
各航空会社のチェックインと荷物の預け入れができる。
しかも、預けたあとは、
空港に、ボーディングの時間までに行けばいいので、
上階のショッピングセンターである
ＩＦＣで買い物したり食事したりできる、
ということを聞いて、そうしてみました。
残高の足りない八達通カードにチャージして改札を通れば、
そこはもうチェックインカウンター。
じつにかんたんに手続きが終り、ボーディングパスが発券される。
もちろん荷物もチェックイン。らく、らく！
もう今回の旅はほとんど誰かのおすすめ通りで
外れたためしがないです。

ということで身軽になって昼飯。
ＩＦＣ３階の「正斗」がいいよと聞き、行ってみた。
巨大オフィスビルだから、平日のランチはたいへん混雑。
ＯＬさんと相席で食べる。
豚足のせの汁麺、えびたまをのせたきしめん、あと青菜。
注文してからやけに時間がかかったのがなんだけど、
食べてみてびっくり。こりゃ旨い！
街の（まぁ、てきとうな）麺屋より旨いかも‥‥。
きっと麺以外の料理も旨いんだろうな。
ううむ、次回に持ち越しだな。
 



   
満腹になって、機場快線で空港へ。
そのまま、ほとんどストレスなく、搭乗口へ。
途中、ほんとにいっぱいお店があって、
食べるところもあって、この新しい空港、いい。
「３０分くらい余裕を見て」というよりも、
２時間くらい早く行って、
ショッピングしたら楽しいんじゃないか、
っていうくらい面白いです。

しかし、ということは、インタウン・チェックインで
「空港には手ぶらでぎりぎりにどうぞ」という快適さとは
相反するわけでもあるんだよな。
「空港には手ぶらで、でもお早めに」というのだと
なんだか妙だし。
ま、同じブランドの店が何軒も何軒もある香港らしい。
選択は自由、いやはやぜいたくなことです。
ぼくも「ぎりぎり」ながら、１５分ほどの時間を使って
Kiehl'sのメンズトラベルキットを買いました。

さあ休暇は終わり！
でも、心のひとかけらを、えぐりとられるみたいにして
香港に置いてきた気がするんだよなあ。
うん、仕事がんばって、また行こうと思います。