ジムの帰りに映画『mirrors』。
絶叫マシンとかホラー映画とか
「座席固定系」の恐怖体験はお楽しみとしてオッケー。
すごい怖がりなんですけどねぇ。
ちなみに歩いて回るお化け屋敷はぜったい入りません。
だって、なにかあったらどうするんですか!
金払うんだから安全をください。
ということで安全な六本木シネマで深夜の一人『mirrors』。
結論から言うと、面白かったです。好みです。
平成版(平成じゃないけど、アメリカは)世にも不思議な物語。
むかしスピルバーグが、『ポルターガイスト』をつくるときに
「ちいさなころから、怖いと思ってきたものをつめこんだ」
というようなことを言ってたけど、
この映画もそんな感じ。
「こうだったらすごい怖いんですけど?」な発想を
つめこんでつくってありました。
最初から最後までしっかり怖かったです。
まぁ‥‥途中で「ぷぷぷぷぷ」な表現が
ないわけじゃないですし、
「どっかで見たなー?」な感じもなくもないんだけど、
でも、これだけ怖ければオッケーでしょう。
近くにいたお客さん(の女性のほう)は終演後、
「終わった? 終わった?
途中の××××が○○されるシーンからあと、
怖くてずっと目をつぶってた!」
と言ってました。
それ、もったいないと思うが。
それにしても、アメリカ人の「家族を守る」という
大義名分は、困るよなぁ。
深夜のテレビ映画で『バーティカル・リミット』を観て
妹ひとり助けるのに何人殺すんじゃ!
と憤りましたが、
この『mirrors』は‥‥、
あ、これは言っちゃダメか。
ちなみに監督はフランス人なんだそうです。
シャラマンがインド系、
みたいな意味で「なるほど」ということはなかったですけれど。