気取ったこと書きます。いいワインショップ見つけた。
CAVE de Ladoucette (カーヴ・ドゥ・ラドゥセット)。
生産者直営の店で、その生産者が「男爵」なんだそうです。
双塔の城をもってるんだって。
へー。
で、こないだ、ここで買ったワインを、
気の置けない家飲みの会のお土産にしたんですが、
これが、うまかったー!
「安くておいしいのください」と、
たいへん図々しいおねがいをして買ったんだけど、
ほんとに安くておいしかったです。
なんの説明にもなってませんけど、
ワインについて言葉をもっていないもので、すんません。
ただ、うまかった、としか言えない。
なんていうワイン? と聞かれても覚えてない。
どうもワイン記憶力というものがないらしい。
もうひとつ。
東京山の手お坊ちゃんな(でもそうは見えない)友人と
白山のvolo cosiに行きました。
北イタリアで修業したシェフのつくる高級イタリア料理。
同僚の食いしん坊さん(主婦)が
「何度も予約しようとして、
いっぱいで断られて」というので、
白山在住のその友人に、
平日でいいから取ってくれとおねがいして、
一緒に行ってきたのです。
ディナーは7000円、9000円、13000円の3コースのみ。
「しっかり食べてってください」な、クラシックな料理。
フォアグラもあるし鴨もあるしの、
ぼくはいままで経験したことのない種類の
「こういうイタリアンもあるんだ!」という、
印象としてはフレンチに近いイタリアンでした。
イタリアンの快楽というより、フレンチの官能?
ワインはボトルのみなので、白1本、赤1本と、
けっこうがんばってきました。
そもそも、料理の量が、けっこうすごくて、
たぶん、女性だったら、コースの「あたたかい前菜」までで
おなかいっぱいになっちゃうと思います。
その前に冷たい前菜の盛り合わせが2皿出るんだけど、
(さらにその前に「小前菜」が2皿出る)
前菜だけどぜんぶで12種類くらいあるんじゃないの。
それとパンだけでふつうのランチ並ですから。
そして出てきたカルパッチョは、
「ほんのり、炙ってございます」というものの、
‥‥ステーキなんだもん。ほんとに。
うまかったけど。
あ、冷たい前菜のなかの「蛸のサラミ」もよかったなー。
そしてオマールのラザーニア、
「ギター」という意味のロングパスタの、
ポルチーニ入りミートソースときて、
スズキのソテーに、鴨の赤ワインソース。
そしてデザート盛り合わせ。
隙がない。胃袋にも隙がなくなりました。
カジュアルではない加減が、個人的に、
「好み」ではないんだけれど、
ここはそもそも、きっちりしたリストランテなのだから
こういうものなのでしょう。
サービスもほんとにきっちりしてましたが、
ぼくらに合わせてか、ユーモアたっぷりに、
気取らず楽しく接客していただきました。
こういう世界も面白いなと、とても楽しかったです。