5月31日、長く担当してくれていた
トレーナーのゴリちゃんがジムを辞めました。
おつかれさまでした。
長いことありがとう。
最後の日の最後の回を担当してもらいました。
たんたんといつものように
冗談を言いながら笑いながらのトレーニング。
終わるのが、いやだったなあ。
きついスピードトレーニングだったけど
時間を巻き戻してもう一回やりたかった。
最後にローマンチェアでの腹筋を20回2セットやって、
その最後の1回が、かなしかった。
最後につくってもらったプロテインドリンク、
飲み干したらほんとに終りなんだなあと思って、
泡、残してたりして。
なんか泣きそうなんでモニターのエグザイル凝視したりして。
なんか妙なこと書いてますね。
こういう運動部系のシチュエーションでの涙は
じぶんにないものだと思ってたんだが。
でもまあ、しょうがないです。
たびだちです。
この人のいいところは、
お客さんのその日の体調だとか、
からだの部分的な不調だとかを
まず見抜くちからがあること。
そして、そういうときにけっして無理をさせず、
理論的に「こういう動きなら大丈夫」と、
それでもぎりぎりの負荷を、安全にかけてくれること。
ましてや調子のいいときのしごきかたは見事。
「からだ」に対する知識がきっちりあること。
お客さんをリラックスさせるのがとても上手なこと。
ただのわがままと、理由あっての拒否を
ちゃんと見分けて理解してくれること。
明るいこと。
どんな冗談や難しい話も
ちゃんときいて、まともに返してくれること。
だからファンが多かったです。
(ちょっとどうなの、という点は書きませんよ。
自分好きで鏡見過ぎだとかさ)
こんだけ怠け者で運動神経がにぶいぼくを
そうではない、武井さんは運動神経がいいと励まし、
すぐ食べちゃってダイエットもろくにできないのに
ほんとうに根気強くあきらめずにつきあってくれた。
どんだけ褒めてもらったか。
この歳になって運動能力を褒められて
気分わるいわけがない。
ありがとうね。
この半月、ダイエットをがんばれてる一因は、
あんだけ面倒みてもらって脂肪肝とは情けない、
ほんと申し訳ないと思ったから。
2週間で体重3.5キロ減、体脂肪率1.6%減。
ぼくも、やればできますよ。あんしんしてください。
‥‥なんかドラえもんが帰っちゃう日の、
のび太くんみたいだねえ。
これから、これこれこういうことがしたいんです、
というゴリちゃん、
ひとりじゃできないことだから、
いい縁にめぐまれますようにと願う。
中島みゆきが歌うように
振りかかる火の粉と降り注ぐ愛情を
けしてまちがえないようにと思う。
「たけいさん、決めました、
急ですけど、
おれ、アメリカ行きます」
えっ、そうなの。
それは‥‥それはよかった。
二十代に外国へ長く出るなんて、
ぼくにしてみたらとてもうらやましいよ。
「11日に出て29日に戻ってきまーす」
‥‥旅行かよー。
いや、あんがい本気で居着いちゃうかもなあ。
ともあれ、おつかれさま。
ほんとうにどうもありがとう。