冬の靴の底がぱっかーんと外れた。
それなりに値段のしたものなので、
どうにかなりますか、と買ったお店に持っていったら、
リペアというかメンテナンスというか(どう違うんでしょ)
大丈夫です、お預かりしますと言われたのが冬の終わり。
これから暑くなるんで
しばらく履かないからゆっくりどうぞ、と預け、
数ヶ月した今日、
「できあがりましたよ」と電話をもらいました。
底がすり減ったうえ、ぱかぱかで、
さらにサイドのゴムがびよんと伸びはじめていた革靴。
ものすごく履きやすいので、こればっかり履いてて、
履きつぶしかけていました。
(そもそも、そういう履き方がいけない。)
だから、底は張り替えられても、
ゴムは‥‥まあしょうがないかと思っていたんだけれど、
仕上がってみてびっくり。
ゴム部分のステッチを、ぜんぶ一回外して、
新しいゴムをつけて縫い直してありました。
そこまでするんだ!
底も完璧にあたらしくなっているわけなので、
つまり、ほぼぜんぶ解体して作り直しているわけです。
これで修理代、9250円。
高くないと思う!
ああ、ここまでやってくれるんだ。すごいなあ。
ちなみに、ここ靴屋さんではなくて、
ファッションブランドのショップで、
靴づくりは外注というか、どこかのシューズメーカーさん
(たぶん、とてもちいさな工房)と組んでいる‥‥、
のだと思います。
なのでショップの人たちも
「○○さん(靴の職人さんらしい)、
ほんとうにていねいだなあ」と驚いていたくらい。
どこのシューズメーカーさんか存じませんが、
どうもありがとうございます。
と直接言いたいくらいだなあ。