そうか今日は休みか。半分眠りながら、朝、混乱する。
そういえばジムの予約が11時(朝のね)だった。
今日は走る日。ちょっと体重が増えたらしく、ちょっとツライ。
ジムのテレビで、WBC。
日本勝ってるじゃないの、と盛り上がる。
この僕が、である!
あ、言っておきますがぼくは野球が苦手です。
キライとかそういうこと以前に「苦手」。
というか「まったく興味がない」。
ルールもよくわからないし、覚える気もないし、
観賞するよろこびというのも理解できない。
‥‥のに、見てる!!
なぜ?!?!
わかんないのに!!!
いったん戻って、ちょっと野球見て、
ホームランを打たれ、
日本にエラーが続いたところでがっかりして出る。
ランチの予約をしてあったもので。
これ以上見てるとラストオーダー逃しちゃうんで。
(と、そこは譲れないわけである。)
でも気になってしょうがないので、
携帯でニュースサイトを見ようとするんだけど、
どこも肝心なところは有料なんだよなあ。
で、ゴリ(トレーナー)にメール、
経過を教えてもらう。
10-5で勝ってる、と返事がくる。うわあああ。
むやみに興奮しつつ、
厚岸の生牡蠣を5つ食べ、サラダをむしゃむしゃ食べ、
生ウニと浅葱のスパゲティを大盛りにしてもらって
食べているところで、ウェイター氏から、
日本が勝ったと教えてもらう。おおおおお。
ほっとして、比内鶏のもも肉の辛味グリルを平らげ、
いちごのババロアと、オレンジとヨーグルトのゼリーを食べる。
コーヒーも飲む。
今日は胃の調子がやけにいいなあ。
持ってきたカメラで、店内をいろいろ撮らせてもらう。
写真を撮るというと「どきましょうか」とか
「こんな顏してていいんでしょうか」などと言われるんだけど、
そのままがいいのです。
ぼくはキューブリックじゃないので、
いいスナップが撮れれば、それで満足なのです。
「カメラ買い替えたもんだから、練習なんですよ」
というと、わりと気楽にしてくれてよい。
散歩。
探している写真集があるので、
それをもとめてキラー通りのShelf、それからOn Sundaysへ。
ない‥‥。
On Sundaysでは中古タイプライター(アナログなやつ)の
展示販売をしていて、うっかり買いそうになるが、やめる。
置く場所がない。
青山通り手前の、あそこなんていう信号なんだ、
歩道橋があるところの、蕎麦屋と酒屋の間を右に曲がって、
表参道のほうへずんずん進み、NADiffへ。
この通りは妙に古い床屋とか、
文房具屋とか、クリーニング屋があっていい。
で、NADiff。お経が響いているのはどういうことだ。
鷹野隆大さんが都築響一さんと対談をする直前だったようで、
カフェスペースで打ち合わせをしているところを目撃。
都築さんという人は、面識はないんだけど、
妙に気になるかたですね。
で、写真集。やっぱりない‥‥。
なにがないかといいますとですね、
Henri Cartier-Bressonの"The Decisive Moment"。
いや、絶版とは知っているけど、もしかしたらと思って。
ネットで探すほうが早いけど、
カメラもって散歩がてら探すほうが楽しいかと思って。
でも、なかった。こういうのってけっこう空しい。
なぜ空しいかというと、なぜこんな名作写真集が
絶版なのですか!! という気分を新たにするからです。
なんでなんだろうなあ。
木村伊兵衛さんの写真集なんかも、ほっとんどないんだよねえ。
出版社のビジネス的な意味なのか、
権利関係のなにかなのか、
カルティエ・ブレッソンの遺志なのか、わかんないけど、
そういうものってけっこう多いよなあ。
(ちなみに初版のみしか出版しない写真家もいますね。
校正刷りのチェックができないからという
クオリティを保ちたいという気持ちは解るけど、
そもそも複製芸術でそりゃないだろうと思う。
むやみにマーケットでの価値をつりあげる方策だとしたら、
なんというか「勝手にやれば」という感じである)
外苑前まで歩き、てきとうな喫茶店で休憩して
(いちごのババロアをまた食べる。こっちはまずかったなあ)
新宿の東急ハンズへ。
「ムース状になる液体せっけん」を買ったんだけど、
それを「ムース状にするポンプ容器」がなくって。
ハンズにはありました。が、あんまり種類はないんですね。
白い陶器のを買う。
8Fのコム デ ギャルソン・オムに寄って
サワグチ女史にカメラを自慢。
次の秋冬はこんなですよというような
ずいぶん先のことを聞く。
パッチワークものが出ると知り、
こころのなかで「きゃあ」と言う。
タカシマヤのポイントカードに
ボーナスポイントがついているはずだと聞き、
たしかめてみると、1万円分ついていた。
商品券に交換してもらい、食材を買って帰宅。
春の野菜をいっぱい買いました。
夜、テレビで、WBC優勝の瞬間をみる。
そしてシャンパンをかけあう(あれってシャンパンなの?
そう記者が言ってたけど‥‥)パーティのようすをみて、
じーんとする。
こりゃ野球がどうのってことじゃなくて、
チームワークをみて、感動したんだなあって思った。
いやもちろん「野球ならでは」の、
なにかとんでもないことだったんだとは思うけど!