●ケーキを買う
‥‥という夢を見ました。
そうとう疲れてるみたいですねー。おれ。
ちなみに、ケーキ屋はじつはブランジュリーで、
パンもうまそうでした。すごく混んでる店で、
モンブラン、なんとかチーズのチーズケーキ、
スポンジ系のなんとかケーキ、
カスタードと抹茶を凍らせたシュークリーム、
いちご入り。(最後だけやけにリアル)
最初の3点は、パリのなんとかという店と提携したそうだ。
(ああそうか、メゾンカイザーが頭にあったかも)
2コずつ買って、さあこれからツツジュンさん(なぜ?!)と
うちあわせだ、というような夢。
土産を理由にお持たせで食べるつもりだったらしい。
商店街にあるけどなかなかいい店でした。
ちょっとハウルに出てきそうな店。
でも食う前に目が覚めた。くーっ。
●ホタルイカパスタ
明け方ともかく家に戻り2時間寝て腹が減って起きて
朝飯はパスタ。ホタルイカとわさびの葉。
ベースはアーリオオーリオペペロンチーノですが
青唐辛子を使ってみました。マイルド。
なんか和風にしたくなかったんだけど、ぎりぎり?
ズッキーニも入ってます。
でも見た目がキレイじゃないねー。なんとなく色が悪い。
あとホタルイカの目(なの? あれ)は
めんどうでも取ったほうが食感がよろしかった。悔。
という日記を書いたら、
「暗闇で全裸でホタルイカを生食いして
体の中で発光させるイベントをやれ」
というご意見が。
だーかーらー、そういうんではないんだってば!
●三万馬券。
土曜はたのしい競馬。
競馬場に、ネクタイをしてスーツを着て、
年に2度くらいかな、みんなで行く日。
なぜそんな格好をするかというと、
役員・馬主席という、
なかなかとんでもない部屋(貴賓室というやつ)で
観戦するからです。僥倖です。
ぼくはギャンブラーではないし
そういう興奮を心の底から
理解しているわけではない。
魚座だし(関係ないか?)
博才ゼロ、だと思うんで、
それなりの距離があるけれど、
予算を確保して、一日遊ぶぞ! と決めると、
競馬もちゃんと楽しい。
ていうかすごく好きです、馬を見に行くのが。
午年だからね。ちなみに馬刺しも好物なんだが。
予算の3万円を右ポケットに、
馬券は胸のポケットに、
儲かったら左ポケットに、
希望は握りこぶしの中に。
6Rから12Rまで6つ掛けて、
2つあてました。
ひとつは三連複という、
3着までに入る馬をすべて当てるというやつに、
5頭で掛けて、つまり10通りの組み合わせに、
1つ300円ずつ、計3000円、
これが8000円くらいになった。
これに気を良くしてメインレースで
(日経賞、G2とかいうやつ)
同じく5頭で三連複3000円と、
さらに三連単という、1着2着3着を
着順に当てる、たいへんむずかしいやつを、
5頭だからえーと60通り!
1つ100円で掛け金6000円。
これが来た! 100円が30300円になるという
3万馬券になりました。
で、もうかったじゃないかと言うと、
そんなことはなく、
掛け金に、交通費や飲み代を入れると
40000円以上使ってるので、
とんとんというか、たっぷり遊んで損なし。
ちなみにメインレースはコスモバルクという馬が大本命、
もうぜったい間違いないと言われてたんだけど
ぜんぜんだめで、場内、そうとうなことになってた。
たぶん単勝とかで大枚はたいた人が大勢いたんでしょう。
(確実に儲かるはずってことで。)
帰りの駅にさっそく
「コスモバルク馬刺し決定」
という落書きがあって笑ったなあ。
さて楽しい競馬の後は楽しい宴会。
門前仲町のおでんやで飲む。
こういう下町で飲むと
「どんちゃんどんちゃん」という擬音語が
ほんとにその通りだと思うなあ。
港区で「どんちゃんどんちゃん」という音はなかなか聞こえない。
この店、行ったのは2年前1回きりなんだけど
おばあさんがぼくらのことを覚えててびっくり。
「‥‥それで、いったいなんの集まりなのかしら」
ああ、それはたしかに不思議でしょう。
年齢もばらばら、幼児から還暦まで、
さらに見た目が、たぶん、わけわかんない。
中心人物の53歳は、知らない人が見たら
ほんとうに謎の職業だと思います。
さて門中で飲み始めたのが夕方5時半、終了8時半。
静岡に戻るチームがいるんでおひらき。
おなごりおしゅうございます。
でもそのあと、メンバーのなかに浜町にアトリエのある
プラハ在住のガラス作家の女性がいて
「うち来る?」ということで移動。
帰宅は午前2時。
みんな(主に50代のみなさま)は
朝まで飲んでたらしいよ。
なんでそんなに元気かねえ。
24時間近くいっしょに遊ぶっていう、
ぼくはこの状態を愛してやみません。
このメンバーなら三日でも四日でも大丈夫。
●きわめて過密な日曜日。
寝るのも遅かったが、日曜は早起きする。
床屋に行くのだ!
と思って予約したんだけど、
パスタ食ってたら予約時間になってしまった。
「15分遅れても大丈夫ですか」
と電話したら、担当の理容師の千葉さんが
ぎっしぎしの予約状況だそうで、
ごめんなさいと言われてしまう‥‥。
がーん! パスタを茹でたばっかりに!!
ま、いっか。夕方はすいているということなので
用事が済んだら電話しますねということにして
気を取り直して別の用事。
コンタクトレンズを処方してもらいに新宿へ。
ワンデイアキュビューを3箱ずつ。
眼科医の診察が要るんでめんどうだけど
やっぱ安心ですね。通販より。
んで、次は森下のベニサンピットに
とある舞台の稽古を見に行くという
予定だったんだけど、
約束の時間にまでちょっとある。
ふうむ、30分くらい時間つぶさないとな。
すると目の前に伊勢丹。その裏はメンズ館。
最近行ってないなあ。
カワモト店長元気かなあ。
石橋くんや西村くんはどうかなあ、と、
ひやかしに行ったら最後、
昨日入荷したばかりだという
「ゲリラシャツ」なるものを見せられ、
着せられ、いつのまにか
お金を払って着替えておりました。
コム デ ギャルソンにはゲリラショップという、
ワルシャワ、ベルリン、ストックホルム、
バルセロナ、シンガポールで、
地元の人といっしょに立ち上げた
期間限定ショップがあるんだけど、
その各店のためのプリントシャツ。
川久保玲肝いりのプロジェクトだということで
けさ川久保さんからショップに
このシャツの売れ行きを訊ねる電話があったらしい。
日本では青山店と伊勢丹だけの展開だそうで、
てことは、うーむ、うちの社長とかぶるかも?!
と思いつつ、「ベルリン」を買いました。
ちなみに行ったことがある都市は
ベルリンとワルシャワだけだったんで
そのどっちかにしようと思ったのでした。
さすがに両方は買わなかったけど。
さてそのシャツを着て(もう着てる)
ベニサンピット。
なにをしたかは秘密。でもとっても楽しかった!
用事をすませて、さて、
森下ということは昨日飲んだ浜町が近く、
浜町には昨日飲んだプラハ在住のシノさんの
東京アトリエがあり、彼女はいま東京。
ということで呼び出して(二日連続すみません)
一緒に白金高輪方面へ行き、また秘密の行動。
ちょっとしたものをさしあげる。
喜んでいただけたようでなにより。
そしてこんどはひとり原宿へ。
とあるお礼に靴をプレゼントすると
約束していた友人がいて
のばしのばしにしていたのが気になってて、
えいやっと買うことに。
ビルケン・シュトックのビジネスシューズ。
うはー、高い! けど、
これでもお礼の気持ちにはかえられないくらい。
喜んでいただけたようでなにより。
そしてやっと床屋。
ここも、ようするに、お喋りをしに行くようなもんで。
「研修で、メトロセクシュアルという言葉を知って、
もう、すぐに、それは武井さんだって思いました!」
と、千葉さんがにこにこしておっしゃる。
ちょっと違うかもしれないよ? と思いつつ、
まあそういうことかね? と、むにゃむにゃ。
なんとなくだけど、メトロセクシュアルって
もっと欲望が薄い感じもするんだけどねえ。
こんな貪欲じゃなくてさ、てな話をしつつ、
違いがうまく説明できずに、
頭をもんでもらっているうちに爆睡、
気を失って、起こされたときは
すべてが完了しておりました。
たはー、なんか、もうちょっと
「揉み」を味わいたかった。
そして青山へ向かう。
もうこうなると足がぱんぱんなので、
いいや、もう、タクシー! カモン!
床屋はパークタワーにあるので
パークハイアットから乗る。
つまりは気取って乗る。
気取る必要はなにもないのだが
パークハイアットのお客だと思われたら
下品ではかわいそうではないですか。
なので「青山にお願いしますね」という発音も
なんだか気取っている。阿呆である。
さて青山に何をしに行くかというと、
年長の友人の知り合いの学生さん、
じゃないや、卒業したての青年が、
いろいろ話を聞きたいと言ってくれているというので
会いに行ったのです。
こんな私の話を聞いてもだね、
就職などにはなんの役にも立たないと思うが、
それでいいなら、と、どわーっと喋る。
ワインとスプマンテを飲んだもんだから
ろれつがまわってなかったような気がしますが。
それにしても頭のいい青年だったなあ。
まっすぐにものを見ていた。
そして青年は静岡に帰っていきました。
そんな日曜‥‥と、ここまで書いて、
たいへんなことを忘れていたことに気づいた。
一週間分の食材買ってない!!!
あさめし困った!