開会式のビョークのパフォーマンス、
待ちに待って寝ずにがんばっていた友人は、
NHKのアナウンサーが無粋にもそのパフォーマンスにかぶせて
「ビョークという人は‥‥」と延々解説したのにぶち切れ、
初めてNHKに抗議の電話をしたそうだ。
「マリア・カラスが歌ったらかぶせないだろう?
しょせんロック、ポップスだと考えているんだろう?」
と、ロックひとすじ30年(もっとか?)の友人は
電話越しに怒り狂ったらしい。むべなるかな。
でも抗議してもね‥‥と思ってしまう魚座A型のわたくし。
まあともかくすごかった、ビョーク。
(ぼくはあとから見ました)
口パクは、あの規模じゃしょうがない
(技術的に、ほんとうにしかたがないらしい)として、
それよか演出。
選手がビョークの海(子宮)に飲み込まれちゃう
(‥‥ってことだよねあれ?)という演出。
面白かった〜!
アテネでなぜアイスランド出身のビョーク?
というのは愚問みたい。
ヨーロッパ開催のオリンピック、
ヨーロッパの「いま」を代表する歌姫はビョークでしょう、
ということなんだろうなあ。
ヨーロッパの国と国の「距離感」って、
江戸時代の日本の藩くらいの感じなんじゃないかと思う。
薩摩藩での万国競技会に津軽藩の歌姫
(そんなものがいるかどうかはさておき)が出る感じ?
それはさておき、会社で
「開会式のビョークすごかったね!」と言ったら
「そう? ゲラゲラ笑って見てた」という人もいて、
びっくり‥‥。そうか、みんな感動したわけじゃ、ないのねーん。
いやいやいや、気をつけよう、ついぼくも
「野球よかったね」と何気なくいわれて
「“長嶋ジャパン”って何だよ、神風特攻隊か、気持ち悪い」とか
「男子サッカー惜しかったね!」と言われて
「なんで弱いのに期待して見てるの、サッカー」とか
言っちゃいそうだもんなあ。
ところでビョークといえば
こんなページもありました。