グ

precious memories.

週末の松本のクラフトフェアから戻って
東京のネオンの明るさにほっとする自分って
いったいなんなんだろうなと思いつつ、
平常営業に戻りました。
分断睡眠、睡眠障害も一段落‥‥したのか？
あいかわらず眠れない日もあるけど
あまり気にせずにいたら
日〜月は眠れず、されど、
月〜火にかけての睡眠はぐっすりだったので、
まぁ、いいとしようかな。

忙しいあいだを縫って映画「プレシャス」。
いやはや。びっくりした。
虐待と貧困、近親相姦、障害児、教育、AIDS、同性愛、
もうマイナスカード（とされているもの）
てんこもり、なんだけど、
不思議と、テーマを損なわない軽みがあって。
とても、よかった。ザッツ映画。
まいった。おもしろかった。
カメラワークにドキュメンタリーな手法も取り入れつつ、
半端じゃないつくりこみもあるし。

終わって、ほんとは焼き肉食べようって言ってたんだけど
なんかそういう気分にならず、
西麻布の某店へ。
前々から噂を聞いてはいたものの
「一年の半分は休むらしい」なんて噂もあって、
機会があったらいつか、と思っていた店。
きょうは予約もなしだったんだけれど
丙午大食い友の会の同行者が懇意にしているというので
行ってみたらやってて、しかも入れた！
すごくうれしい‥‥。

料理のテーマは「スパイス・ロード」だそうで、
南仏を拠点に東はトルコ、南はモロッコ、西はスペイン、
そんな料理の、最大限においしいものばかりが並ぶ。
さんざん食べて、２人で泡２本空けて、へべれけになる。
さらにテキーラとかいろいろいただいたしなあ。
酔って目をつぶって明けてみたらアドリア海だったら
どんなにいいのにと思いつつ、
そこは夜の西麻布。日常。
歩いて表参道まで出て、帰ってきましたけどね。
せつないことばかりの初夏の宵、酔い。

飴、iPad、若い料理人。

金曜日。またもや早朝目覚めちゃったので、
バスクの調味塩でマリネしておいた骨付き鶏ももを土鍋で調理。
焼き付け、鍋ごとオーブンに放り込んで15分。
直火調理ができる土鍋なんでこういうことが可能。
朝から肉ですかと言われるけど、肉なんです。
 

 
大快晴のなか、名古屋へ取材。
午前中に到着、味噌煮込みうどんを食べ（別にうまくない。
ぼくはどうも名古屋食と相性がよくないみたい）、取材先へ。
飴工場。とっても熱い（そしてなかなか暑い）場所で、３時まですごす。
ぼくは実家が和菓子屋だったので、こういう匂い、雰囲気は
とても懐かしく感じる。

そのまま東京にとんぼ帰り。
アップルストア渋谷に行って予約してあったiPad（Wi-Fi）を受取る。
そして、約束していた会食のため広尾のPELLEGRINOという
パルマ地方料理を出すというイタリアンへ。
初めて行ったんだけれど、
「ムードからしておいしい店」というのがありますよね、
まさしくそれ。
スタッフもインテリアも、
シンプルで控えめなのに、しっかり筋が通ってる印象で、
「ここは旨いに決まってるだろう！」
という感じがする。
はたして料理もその通りで、
「若いシェフなので、ちょっとやんちゃというか、
　未完成な部分があるかも。そのあたりは大目に」
と、同行のＴＪ嬢が言うんだけれど、
いやいやとんでもない、ものすごくしっかりして、
自信もあって、思い切りもあって、
でもでしゃばりすぎないという料理でした。
生ハムと醗酵バターを合わせるだとか、
真鯛の身と白子を若筍を合わせて
ズッパディペッシェに浮かべた温かい前菜とか、
トリュフをこんもりかぶせたトルテッリとか、
かめばかむほど味の出るサシのほとんどないサーロインとか、
‥‥ああ、思い出しても幸せ。
スタッフも勉強熱心でとても気持ちがいい。
ちなみにシェフは32歳なんだって！
これでコースメニュー、いちばん上でも8000円台っていうのは
ものすごくおトクなんじゃないかなぁ。
満腹で帰宅。

さてきょう（土曜）はこれから松本クラフトフェアに行ってきます。
iPad、Wi-Fiだから持ってってもつながんないんだけど
やっぱり持ってきたくなっちゃうなあ。
 

 
▲これは金曜の朝。きょう（土曜）は曇ってる。 

ひとんちだと。

社員名簿に昔の写真を載せるというので提出したら
（24歳くらいのときの）
「首がある！」と驚かれた。 あるよ、そりゃ。

●

ジム。バックスピン（後ろ向きに走る）を45分、
（といっても10秒ダッシュを何本も、インターバルとりながら）
残り時間でベンチプレス、首。きっつい。
絶対朝「頭痛みたいな筋肉痛」が来ると思ったら
やっぱり来ました。

●

きょうはこれから人間ドック。
待ち時間が長いんだよねえ。
本持ってくかな。
『天地明察』か、宮部みゆきの新刊か。

●

明日（金曜）は日帰りで名古屋、
土日は松本へ取材。
金曜じゅうにアップルストアに行って
iPad受取れるかなぁ。

●

自分のとこではさんざん顔を出しているのに
ひとんちで、出てくると、驚くなー。
清水ミチコさんの楽屋にて。
ジァンジァン時代から応援しています。

‥‥短い報告ばかりだと「twitterでいいじゃん」
という気もしますが、
そうとも限らないですな。
こっちのほうが「じぶんち」の感じがするからかな。

わりとなんでもない日。

歩いた。

朝、天気がいいので自転車で行くか？
と思ったんだけど、ちょっと寝不足気味だったので
歩くか、という気分になった。
まっすぐ外苑西通りを南下して、
そのまま進めば青山通りなんだけど、
神宮前三丁目を折れ、
裏原宿を通って明治神宮前の交差点へ向かう。
かかりつけの神宮前耳鼻科で、
よくなりつつあるもののまだなんかちょっとイガイガする
咽喉に薬をあててもらおうと、寄る。
香港で引いた咽喉の風邪、
なんだか口のなかに残っている感じで、
すごく元気なんだけど、ほんの違和感があってね。
漢方薬を処方してもらってます。

さらに会社まで歩く。
原宿から骨董通りは近いけどけっこう坂道。
急ぐと滝のように汗をかくので、ちょっとゆっくり。
顔がほんのり、ひりっとする。灼けたかな。
通勤時間ほんじつ１時間。

原稿仕事。
きょうは打ち合わせもなく、
こつこつと編集をすすめる。
けっこう難儀だけど面白い。

昼、コム デ ギャルソン本店へ。
同僚につきあってちょっと‥‥のつもりが、
ミイラ取りがミイラに。
シャツ買っちゃった。
ベアブリック×コム デ ギャルソン・オムプリュスの。
似合うんだもんなー。われながらさ。

夕方、ふたたび骨董通りから神宮前まで歩く。
ひさしぶりに手相観のマーコさんのところへ。
手相を観てもらうのは‥‥数年ぶり？
コンテンツの担当をしているけれど、
こういう機会は、自分から思い切ってつくらないと、
なかなかめぐってこないのです。

観てもらった内容は秘密だけど、
ずいぶん前に観てもらったときに
マーコさんから言われていた、ある予見を、
ぼくはすっかり（まるっきり）忘れていた。
いろいろ話していたら、
それが、まさしく当たっていたことがわかり、驚愕。
「わたしは線を読んでいるだけ」
とマーコさんは言うんだけれどね。
元気をもらってふたたび仕事。
日々の暮らしは心とは別にゆく。
そんな一日でした。

安心に似たもの。

twitterでつながってるあの「安心」の感じがなぁ、と友人。
どうにも気持ちがよくないんだよなと。
ちなみに彼はtwitterはやっていない。

安心かあ。たしかにあそこには
「安心に似たもの」の濁流が、流れているよねえ。
試しに全然知らない人のツイート読んでみるとわかる。

依存するように日記を書き（手書きのは捨てました）、
自分でホームページをつくり、
細々とながらブログを続けてきたタイプの自分からすると、
（mixiもやってますよん）
そもそもtwitterくらいの書き方で
「自分のこと、わかってくれてるよね！」
的な関係の構築は無理だと思う。
それはまぼろしだと思う。
だって、あの、そもそもね、
ほんとにいま何してるか、何考えてるか、
全部書けるわけないじゃない。
うんこなうとか誰とこういうセックスしてるよとか
書くわけないじゃない。
これって自分だけ、あるいはそれを共有する
ごくごく小さな濃密なコミュニティ（親子、恋人など）とだけ
「体で」共有することでしょう。
つまりはボディ・トークなもの。
言葉じゃなく、肉体が語っている時というのがあること、
みんな、知っているはずだよねえ。
そのとき言葉は道具としてとても有効だけれどもね。

じゃ一人の行動をすべて書くかって言われたら
「オナニーなう」にしてもさ、
まともな人は誰も書かないじゃない。
いくら親しくても「目をそむけたい」ことは、
見られては困ることなわけで、
つまり公開はしないというのが
もうほんとにむかしっからの集団のルール。
いくら時代がかわっても
人間関係において他人に公表するのがタブーであることは変わらないと思う。
ま、女王様がいて「縛りなう」なんて書くのはまたプレイですから
それはそれでいいとして、と。

もうひとつは「ほんとに考えていること」、
自分のこころが、ほんとうに思っていること。
これはぜったいに１４０字どころか
ことばになんて、なりようがないし、
とくに「こころのなかでもやもやしている、
けどすごく大事な気がしていること」は
言葉にしたら、消えていく。
そんなことがどうにかこうにか折り合いをつけられて
見事な言葉にできるのならば、
誰でもニーチェになれる。

そういうことをふくめた「自分」だから、
そうかんたんに、他人にわかっては、もらえない。
たまにほんとにすっとわかっちゃう人が現れて、
そのときに恋に落ちたりするんだけど、
その話はともかく、twitter。

ぼくはそんなこと言いながらtwitterやってるわけだけど、
これ、ほんと、心が弱っているときに依存したくなるというのを
経験的に思った。
それが彼のいう「安心」の正体かもしれないなあ。
けれどそれはほんとうの「安心」じゃなくて
「安心に似たもの」でしかないんだと、思う。

「どこでもドア」なんて発明されちゃったらすごく嫌だ、
と思っている気分と、よく似ています。
そこには、よじ登ってたどり着きたい。

遠方朋来有。

大食い友の会、別名丙午うまなみ会（と、いま命名）開催。
もちろんピアット・スズキ。食う！
馬は草食だろうとか、そういうことは言わない言わない。

８時半の予約だったんだけど７時半に待ち合わせちゃったんで、
１時間、スタバでひとしきり喋ってから、スズキへ移動。
たくさん食べて、たくさん話す。
どんどん出てくる料理がもうどれもこれも美味しいので
たいへん感動しながらも、
あんがいヘヴィな話題を続けているうまなみ会。
もう喋ってんだか食べてんだか、ついでに言うと
泣いてんだかわからない。
（話にやられて感極まり、自分ひとりで涙ぐんでるんですけどね。）
頭も口も胃袋も心もフルスロットル。楽しい。すごく。
あっ、料理の写真、一枚も撮ってない！
えーっと、印象深かったのは初鰹、ホワイトアスパラ、
カッペリーニ、生ウニのスパゲティーニ、からすみのリゾット、
それからメインディッシュの魚、豚、牛。
はふー。

内容はともかく、
静かに喋り、食べていたつもりではあるのだが、
どうにも挙動が目立つらしく、
しかもその相棒が極道にしか見えない風体だったので、
（地下鉄で女子高生にキャーッとよけられたそうだ）
土曜の夜、オシャレ客の多いお店、たぶん迷惑‥‥。
ゴメンねスズキさん。
ごちそうさまでした。

眠れぬ夜。

風邪引いて倒れそうに眠いと思って帰宅したのに
うどん食べて風呂入って汗かいて
音楽（スピーカーから流してます）聴いてたら
すっかり気分がよくなって
あれやこれや考えごとをしているうちに頭が冴えて
すっかり眠れなくなっちゃった。
それでも体は疲れているはずだからと横になるも、
iPodをヘッドホンで聴いてたせいか（いや、それでもいつもは眠れる）
やっぱり眠れない。で、起きた。
こういう状況を、まんじりともせず、ということで
「まんじり祭り」と呼んでおりますが、
たいへん語感がよろしくないですね。
ま、眠れない理由は自分だけが知っている。

iTunes Music Storeで「眠れぬ夜」を買ってみる。
ぼくはオフコースはまったく聴いてないんだけど、
たしか高校生のとき、矢野さんが「ただいま」のツアーで
Yes-Noをカバーしてて、それでちょっと興味持った。
教授とデュエットしてたんじゃなかったかなぁ‥‥。
で、聴いてみたんだけど、どうにも不思議な歌詞。

とかなんとかやってるうちに空はすっかり白んできた。
やばいな、ちょっとでも横になろう。

共犯。

清水ミチコさんのお楽しみ会＠世田谷パブリックシアター。

つかずはなれず、ずっと担当させていただいているんだけど

最近のご縁は「飯島食堂」ということで

前々から約束していた飯島奈美さんもいっしょにライブへ。

先週、矢野さんの進化（まだ進化するか！）にも驚いたけど

清水さんにも、前回はピアノ、今回は歌の進化に驚いた。

こりゃほんとうに、自分の時間は

ずっと練習しているんだろうなというか、

「ほんとに好きなんだろうなあ」の域。

そして、愛ゆえにというか、うらはらというか、

「わるっ！」という部分も進化してました。

まるでだらだらとしているように見える舞台進行なのに

じつはとても緻密に構成されているというのも凄い。

「自分というものを置く位置」というのも、考え抜かれている。

それから、コメディアンによく

「神が降りた」という言い方をするけど、

そうとしか思えない、とんでもないネタが

ひとつ仕込まれていて、その出し方も見事。

すごく複雑なことをしていても、

客を突き放すことなく、

でも「瞬間的にわかる」笑いじゃなくて、

「ほんの０コンマ数秒、脳内変換してから」爆笑、

というようなことが続くものだから、

その「わかるわかる」で、みっちゃんと客席のあいだに

絆のようなものさえ、生まれちゃうんだよなあ。

笑ってるこっちも共犯、というか。

いやはや見事でした。

笑った笑った。笑いすぎて腹ぺこだったので

霧雨の中青山一丁目まで移動して吉野家で牛丼食った。

自分にしてはちょっと珍しいパターン。

ひとまず予約。

よしWi-Fi＋3Gタイプを予約しようと思ったのは
早朝の段階ではアップルストアのサイトのＱＡに
 
「Wi-Fi + 3Gモデルを購入する場合、micro-SIMカードとデータプランを同時に購入する必要はありますか？
いいえ。3Gサービスはいつでも利用できるため、iPadと一緒にmicro-SIMカードを購入する必要はありません。3Gサービスの利用を開始するには、iPad向けデータプランを提供している通信事業者のmicro-SIMカードを装着し、通信事業者の指示に従って手続きを行ってください。」
 
「国外でもiPadを使用できますか？
世界中どこでもWi-Fiホットスポットに接続できます。3Gサービスを利用するには、現地の通信事業者からmicro-SIMカードとサービスを購入してください。国際ローミングについては、国内の通信事業者にご確認ください。」

 っていう記述があったからなんだけどなあ。
SIMフリーだと思うよなあ。
これなら、ひとまずデータプランの契約はしないで
Wi-Fiで使いつつ、DoCoMoとかから出るんじゃないか、
というマイクロSIMを待ったり、
海外ではプリペイドとかのを買ったりしてもいいな、
と思って、予約しにアップルストア渋谷に行ってみたら、
そのことはなんだか「むにゃむにゃむにゃ」とされてしまった。
どうも米国版の翻訳をそのまま載せちゃったとかなんとか。
結局、必ずソフトバンクと契約しなければならない、
そして海外で差し替えて使うこともできない、
とハッキリいうので、３Ｇはやめにして、
Wi-Fiだけのを予約してきたんだけれど、
ほんとにそれでよかったんだろうか。
よくわからない。
積極的に様子見をする、という選択肢もあったんだよな。

どのみち旅先（海外）で使えないとなー。
MiFiにb-mobile SIMを
組み合わせようかと考えております。
まだ考えているだけだけど。

ここが音楽堂。

銀座のDUNHILLTHEBARBERで髪を切ってもらい

爪もみがいてもらって、頭のマッサージもおねがいし、

すっかり腑抜けになって会計していたら友人から電話。

ほんとに偶然近くにいるという。

ぼくは４時半に青山にいないといけないんだが

まだ３時間ばかりあるから昼飯でも食うかということに。

アップルストアで待っていたらやってきて

「なんて妙な格好をしているんだ」と言われる。

そうかい？　ブルックス・ブラザーズのボタンダウンシャツに

ニューバランス×ジュンヤワタナベのスニーカーのどこが？

と思ったら、そこじゃなくて、

千鳥格子の帽子に千鳥格子のジャケットに

千鳥格子のショートパンツ、

という組み合わせのことを言われたのだった。

ま、ちょっとね。

でもいいんだよきょうはコンサートに行くんだから

それ用のオシャレなんだよ。

京橋方向へぶらぶら歩き、「深町」でてんぷら。

天丼を食べようとしていたんだけど土日はランチもコースのみ、

というので、いちばんスタンダードな感じのをおねがいする。

うみゃーい。うまいうまい。うほうほ。

天丼の３倍したけど、こりゃうまい。

友人によると、山の上ホテル出身の天ぷら屋は

兄弟子の「近藤」のほうがさらにおすすめだと言う。

ふむ、こんど行ってみよう。

でも「深町」の平日のランチのかき揚げ天丼も

すばらしいらしいので、こっちも今度また来よう。

青山で同行者たちと合流して渋谷から東横線でみなとみらいへ。

そして「音楽堂」へ。

そう矢野顕子さんの音楽堂ツアーの最終日。

現地で美雨ちゃんたちと合流。総勢６人に。

美雨ちゃんどこまでキレイになるんですかね。

そしていつもコロコロ笑っていてほんとうにかわいい。

開演。

ここのところ久しく、ちゃんと音楽に包まれるということがなかったので、

矢野さんの声、ピアノに、それもここ音楽堂で浸れる、

ということだけでもう信じられない嬉しさ。

きょうはなんだかすべてうまくいった！

という感じの矢野さん。

声も腕も心もぜんぶ元気なかんじ。

「へびの鳴く夜」最高によかったです。

「さあ冒険だ」の自由さ（途中で歌詞に猫が登場し、喋る！）、

あと久しぶりの「中央線」も、ものすごいことになってた。

そしてラストの「いい日旅立ち」は、もはやアートの域。

途中で「いい日」が「うひひ」になってた。

ほかの日には奥田民生さんがゲストだったりして

話題になってた「音楽堂」ツアーだけど、

きょうのゲストは──忌野清志郎。

「じゃあ歌ってもらいましょう」と言って

（無粋な解説だけど、もちろん矢野さんがひとりですよ）

始まった「恩赦」。

しみる。

そしてアンサーソングのように「きよしちゃん」。

いろいろチャレンジングな曲がすべて大成功だったので

「ひとつだけ」のような名曲がさらりと薄味に見えるくらいだった。

終わって楽屋へ。

うちのボスが「きょうはあっこちゃん自身が

とてもうまく調律できた感じだね」と言うと

「そう？　でも、あっち（ピアノ）のほうが

　最後のほう、へたっちゃって。

　途中で調律してもらうわけにもいかないしねー」と。

ピアノのほうが先にへたったんですか！

ますます凄いというか恐ろしい。

そしてコンテンツ「音楽堂ができるまで。」を

とてもとても褒め、感謝してくださった矢野さん。

ああ‥‥生きててよかった。泣ける。

しかも記念写真まで撮っていただいちゃいました。

それなりに長く仕事させてもらってるけど

いっしょに写真撮ってくださいとおねがいしたのは、

じつは初めてなんでした。

うひひ。