先週の話ですけど、1週間の休暇をとったものの
部屋の更新料だのなんだのでいろいろ支払いがかさみ
遊ぶ金がないもんだから
遠くに旅をすることなく都内と静岡で過ごした。
ルーファス・ウェインライトのコンサート
(もうこれは筆舌に尽くしがたい素晴らしさ!)に行ったり
その会場で仙台のNさん一家に久しぶりに会ったり
めずらしくラーメン(原宿の阿夫利)食べたら
うまくてびっくりしたりしてた。
「ラーメン屋」というものがちょっと苦手ではあるんだが、
味はキライじゃないんだよなあ。
よく勘違いされますがぼくは吉野家も好きです。
てんやも行くよ。
そうそう、眼科に行った。
モニタや本が見づらいのがなにか目の病気のせいだったらヤだな、
と思いながら仕事をしていて、
そういえばこのごろ飛蚊症(ちっちゃいころからだから慣れてるけど)が
ちょっと進んだような気もする。
よもや網膜に問題があるんじゃないかと思っていたのです。
そこで休みの日、眼科に行くべく家からバスで表参道に出たんだけど、
バス停降りたところで前にどっすーんと転んだ。
ぺったり地面にはいつくばるという子供みたいな転び方。
バスが歩道から離れて止まったのに
歩道に降りたつもりで段差を忘れてまっすぐ歩いたから、つっかかっちゃった。
しかしながら伊達にジムに行ってない。
すばらしい受け身をとったらしく、怪我ゼロだったんだけど、
手に持ってたiPhoneが割れた。
とほほ。
しかし先に眼科。まず眼科。
調べてもらったら、モニタや本が見えづらい理由は、まず、
コンタクトの度が合ってないということでした。
強すぎたみたい。
左右1段階ずつ落とした処方せんをもらうことで解決。
そして眼底検査のほうだけど、こんなにツライとは思わなんだ。
瞳孔を開きっぱなしにする目薬をさして、目にレンズをぎゅーっとおしつけて
向こうから先生が光を当てて覗く。
理屈はよくわかるんだけど、つらいったらない。
結果、網膜にも損傷はなく、経年変化つまりは老化の一段階。
まあ、おおごとでなくてよかった。
飛蚊症というのは治療法がないそうで、
目障りだけど一生つきあっていくしかない。
わかっちゃいたけど、残念。
iPhoneのほうは、アップルケアに入っていたので
4千いくらで、アップルストアであっという間に交換してくれました。
目もそんなふうに交換できればいいのにね。
そして静岡。
おばあちゃんのお墓参りと父の見舞いと友人の一周忌。
▲うちの前の通り。七間町商店街といいます。
まあウチのことはいいとして、友人というのはブーツこと増田君。
正確には命日はGW明けなんだけれど、
法要は親類だけでということだったので、
春の彼岸のうちに会いに行った。
会いに行くというのも妙だけどね。
家で線香をあげて、お墓にも行き手を合わせる。
あのさあ、またときどき相談していいかなあ、と、
墓に向かって言ってみる。
いやだと言われても相談するけどさ。
「いまだに、なんで直己さんなんだろうって思うのよ」
と、奥さん。
そうだよなあ。なんで、よりによって、だ。
あんなすばらしい人間を病気にすることないじゃないか、神様。
そう思う。たぶんこれからもずっと思うだろう。
同行した同級生のオオイシ君が休みだというので
昼は車を出してもらい用宗に。
用宗は静岡に近い漁港で、
その日はちょうどしらす漁が解禁になって2日目。
予約して行った寿司屋(寿司国)には
おいしい生しらすがたっぷり。
増田君を偲んで食事会‥‥と、
誰が見てもかこつけているようにしか思えないが、
そうですかこつけております!
地魚の握りをこれでもかと食う。
いちばんおいしいのは、すきみ。
東京では「中落ち」っていうのかな、
まぐろの骨のまわりの肉をスプーンでこそげとったやつ。
大好物。
季節柄、貝もおいしかったし、近海まぐろもよかった。
ああ腹いっぱい、と、寿司屋を出たところで
オオイシ君が「ガム、食う?」というので一悶着。
なんだってキミは、
このすばらしい寿司の余韻を台無しにするようなことをするのだ!
できれば手も洗いたくないくらいだ。ああ生臭い。
そして同じ日の夕飯は、ブーツを偲んでステーキ屋へ。
うちの父の代から知ってる、近所の「ブル」という店。
創業40年といったかなあ、
呑屋横丁の2Fにある小さな店なんだけど、たいそう評判がいい。
しかしながら17歳で静岡を出てしまったぼくは、
こういう大人の店はいまだにほとんど知らないままなのだ。
生前、増田君といちど一緒に行こうよと言ったまま、
ついにかなわなかった店。
▲ほんとに呑屋横丁にあるんです。
▲かわいいネオン。路上の牛は女の子(リボンがあった)。上は男の子。
はたして「ブル」はうまかった。
ヒレかサーロインかを選び、
150グラムから500グラムまで好きな量を選び、
焼き加減を指定すれば注文終了。
肉は静岡牛だそうだ。
店のつくりはいわゆる「バー」で、
ちゃんとしたキッチンはない。
カウンターの内側でサラダをつくり、肉を準備し、
なんとカウンターに置かれたコンロで、
カウンター越しに肉を焼いてくれる。
不思議でしょう。ぼくも不思議だった。
そんなんでおいしいステーキが焼けるんだろうか。
焼けるんですねえ、これが。
やってきたステーキは(ヒレ250g)は
この世のものとは思えないほどうまかった。
驚いた。なにこれ。
ぽわ〜〜んとしながら、うまいうまいと口に運び、
Bordeauxの赤をくいっくい飲んであっという間に完食。
うーまーかーっーったー。
▲緑色のは、生にんにく(たぶんハーブ入り)。
「ね、うまかったねー」と言うのに、
やっぱり、ブーツもいてほしかった。
なんでいないんだろう。
やっぱりぼくもいまだに納得できていないみたいだ。
部屋の更新料だのなんだのでいろいろ支払いがかさみ
遊ぶ金がないもんだから
遠くに旅をすることなく都内と静岡で過ごした。
ルーファス・ウェインライトのコンサート
(もうこれは筆舌に尽くしがたい素晴らしさ!)に行ったり
その会場で仙台のNさん一家に久しぶりに会ったり
めずらしくラーメン(原宿の阿夫利)食べたら
うまくてびっくりしたりしてた。
「ラーメン屋」というものがちょっと苦手ではあるんだが、
味はキライじゃないんだよなあ。
よく勘違いされますがぼくは吉野家も好きです。
てんやも行くよ。
そうそう、眼科に行った。
モニタや本が見づらいのがなにか目の病気のせいだったらヤだな、
と思いながら仕事をしていて、
そういえばこのごろ飛蚊症(ちっちゃいころからだから慣れてるけど)が
ちょっと進んだような気もする。
よもや網膜に問題があるんじゃないかと思っていたのです。
そこで休みの日、眼科に行くべく家からバスで表参道に出たんだけど、
バス停降りたところで前にどっすーんと転んだ。
ぺったり地面にはいつくばるという子供みたいな転び方。
バスが歩道から離れて止まったのに
歩道に降りたつもりで段差を忘れてまっすぐ歩いたから、つっかかっちゃった。
しかしながら伊達にジムに行ってない。
すばらしい受け身をとったらしく、怪我ゼロだったんだけど、
手に持ってたiPhoneが割れた。
とほほ。
しかし先に眼科。まず眼科。
調べてもらったら、モニタや本が見えづらい理由は、まず、
コンタクトの度が合ってないということでした。
強すぎたみたい。
左右1段階ずつ落とした処方せんをもらうことで解決。
そして眼底検査のほうだけど、こんなにツライとは思わなんだ。
瞳孔を開きっぱなしにする目薬をさして、目にレンズをぎゅーっとおしつけて
向こうから先生が光を当てて覗く。
理屈はよくわかるんだけど、つらいったらない。
結果、網膜にも損傷はなく、経年変化つまりは老化の一段階。
まあ、おおごとでなくてよかった。
飛蚊症というのは治療法がないそうで、
目障りだけど一生つきあっていくしかない。
わかっちゃいたけど、残念。
iPhoneのほうは、アップルケアに入っていたので
4千いくらで、アップルストアであっという間に交換してくれました。
目もそんなふうに交換できればいいのにね。
そして静岡。
おばあちゃんのお墓参りと父の見舞いと友人の一周忌。
▲うちの前の通り。七間町商店街といいます。
まあウチのことはいいとして、友人というのはブーツこと増田君。
正確には命日はGW明けなんだけれど、
法要は親類だけでということだったので、
春の彼岸のうちに会いに行った。
会いに行くというのも妙だけどね。
家で線香をあげて、お墓にも行き手を合わせる。
あのさあ、またときどき相談していいかなあ、と、
墓に向かって言ってみる。
いやだと言われても相談するけどさ。
「いまだに、なんで直己さんなんだろうって思うのよ」
と、奥さん。
そうだよなあ。なんで、よりによって、だ。
あんなすばらしい人間を病気にすることないじゃないか、神様。
そう思う。たぶんこれからもずっと思うだろう。
同行した同級生のオオイシ君が休みだというので
昼は車を出してもらい用宗に。
用宗は静岡に近い漁港で、
その日はちょうどしらす漁が解禁になって2日目。
予約して行った寿司屋(寿司国)には
おいしい生しらすがたっぷり。
増田君を偲んで食事会‥‥と、
誰が見てもかこつけているようにしか思えないが、
そうですかこつけております!
地魚の握りをこれでもかと食う。
いちばんおいしいのは、すきみ。
東京では「中落ち」っていうのかな、
まぐろの骨のまわりの肉をスプーンでこそげとったやつ。
大好物。
季節柄、貝もおいしかったし、近海まぐろもよかった。
ああ腹いっぱい、と、寿司屋を出たところで
オオイシ君が「ガム、食う?」というので一悶着。
なんだってキミは、
このすばらしい寿司の余韻を台無しにするようなことをするのだ!
できれば手も洗いたくないくらいだ。ああ生臭い。
そして同じ日の夕飯は、ブーツを偲んでステーキ屋へ。
うちの父の代から知ってる、近所の「ブル」という店。
創業40年といったかなあ、
呑屋横丁の2Fにある小さな店なんだけど、たいそう評判がいい。
しかしながら17歳で静岡を出てしまったぼくは、
こういう大人の店はいまだにほとんど知らないままなのだ。
生前、増田君といちど一緒に行こうよと言ったまま、
ついにかなわなかった店。
▲ほんとに呑屋横丁にあるんです。
▲かわいいネオン。路上の牛は女の子(リボンがあった)。上は男の子。
はたして「ブル」はうまかった。
ヒレかサーロインかを選び、
150グラムから500グラムまで好きな量を選び、
焼き加減を指定すれば注文終了。
肉は静岡牛だそうだ。
店のつくりはいわゆる「バー」で、
ちゃんとしたキッチンはない。
カウンターの内側でサラダをつくり、肉を準備し、
なんとカウンターに置かれたコンロで、
カウンター越しに肉を焼いてくれる。
不思議でしょう。ぼくも不思議だった。
そんなんでおいしいステーキが焼けるんだろうか。
焼けるんですねえ、これが。
やってきたステーキは(ヒレ250g)は
この世のものとは思えないほどうまかった。
驚いた。なにこれ。
ぽわ〜〜んとしながら、うまいうまいと口に運び、
Bordeauxの赤をくいっくい飲んであっという間に完食。
うーまーかーっーったー。
▲緑色のは、生にんにく(たぶんハーブ入り)。
「ね、うまかったねー」と言うのに、
やっぱり、ブーツもいてほしかった。
なんでいないんだろう。
やっぱりぼくもいまだに納得できていないみたいだ。