夏休み最終日。
床屋、食材買い出し、それから
NTTからportable Wi-Fiのレンタル機「光Link」が届いたので
SIMカード(b-mobileの)を買いに行ったりしました。
その設定をしたいと思いつつ、
友人から鮨の会のおさそいがあったので岩本町へ。
神田のとあるお鮨屋さん。
あすから夏季休業だということで、
常連さん向けにちょっとリーズナブルな価格で
「どうぞ、食べ放題飲み放題でやってください」
という会に、混ぜてもらいました。
はじめて行くのに申し訳ない。
その友人というのが常連なんだけど、
各方面に声をかけたら
「おれも」「わたしも」というひとが
ひとりずつ集まったということで、
結局、なんの脈絡もないながら、
食いしん坊で呑み助の40代男女4人が集まりました。
で、今月4回も、ちょっといい鮨を食べることになって
ようやくわかったんだけれど、
「どこに標準を置くか」という話なんですね、鮨って。
鮨って(とくに江戸前の、東京の鮨って)、
上を見れば切りがなく、
下は下で、いくらでも「鮨と呼ばれる食べ物」はある。
言うならコンビニの115円の納豆巻きだって鮨なわけです。
これ「標準」を自分のなかに置いておかないと、
ただただブレるばかりで、
旨いかどうかとか、金額が妥当かどうかとか、
そういうことがわかんなくなってくる。
もちろん「どれにもよさがある」うえで
「自分はそれは選ばない」なり「背伸びして選びたい」なり
決めればいいわけで、
そうしないと「久兵衛食わないと鮨じゃないよ」なんて言い放つ
妖怪化したグルメができあがる。
何が言いたいのかというと、
その友人(東京生まれ東京育ち)が
この店を標準に据えているんだなということがわかって、
とてもいいなあと思ったのでした。
なるほど、ここが基準ならば、
あの店はこう、この店はこうと「わかる」し、
誰に何と言われようと、ゆるがないだろうし、
そして、戻ってこられる。
自分にそういう鮨屋はないなあ。
背伸びして食べてきたなかに
とても好きな鮨屋はあるけれど
ひょいと行きつけ、みたいにはなってないし、
馴染みにもなっていない。
むかしながらの商店街育ち、和菓子屋(潰れた)の倅としては
やっぱりそういう人間関係が当然と思っているところがあって、
鮨屋と客の関係も、そういうもんだろうと思う。
ああ自分はぜんぜん(鮨的には、東京に)
根付いてないんだなと思ったわけでした。
丁寧に握り、手渡しをし、感想をつぶやくと
ほんの少し笑ってうれしそうにしてくれる大将。
いいお客さんが揃っているんですねと思う。
で、このお店、握りもつまみも酒も旨い!
松茸のフライや、マンボウの腸なんかを出して
ちょっとハッとさせる工夫もあるし、
ときどきちょっと強めの味に
「酒、酒」ってなる感じも楽しい。
といって“これ見よがしな感じはしない”(友人談)。
じゃあ自分が常連になれるかというと
そういうわけでもなさそうなんですけれど、
また顔を出した時覚えておいてもらえたら、とても嬉しいです。
帰宅して、「光Link」の設定。
SIMフリーのほうを借りたんだけど
標準設定がe-mobileになってるのを
買ってきたb-mobileに修正するのに
Macにつないで、設定を変えて、っていうのが実にわからなくて
小一時間四苦八苦。
なんとかできました。よかった。
あした松本出張に持ってってみよう。
床屋、食材買い出し、それから
NTTからportable Wi-Fiのレンタル機「光Link」が届いたので
SIMカード(b-mobileの)を買いに行ったりしました。
その設定をしたいと思いつつ、
友人から鮨の会のおさそいがあったので岩本町へ。
神田のとあるお鮨屋さん。
あすから夏季休業だということで、
常連さん向けにちょっとリーズナブルな価格で
「どうぞ、食べ放題飲み放題でやってください」
という会に、混ぜてもらいました。
はじめて行くのに申し訳ない。
その友人というのが常連なんだけど、
各方面に声をかけたら
「おれも」「わたしも」というひとが
ひとりずつ集まったということで、
結局、なんの脈絡もないながら、
食いしん坊で呑み助の40代男女4人が集まりました。
で、今月4回も、ちょっといい鮨を食べることになって
ようやくわかったんだけれど、
「どこに標準を置くか」という話なんですね、鮨って。
鮨って(とくに江戸前の、東京の鮨って)、
上を見れば切りがなく、
下は下で、いくらでも「鮨と呼ばれる食べ物」はある。
言うならコンビニの115円の納豆巻きだって鮨なわけです。
これ「標準」を自分のなかに置いておかないと、
ただただブレるばかりで、
旨いかどうかとか、金額が妥当かどうかとか、
そういうことがわかんなくなってくる。
もちろん「どれにもよさがある」うえで
「自分はそれは選ばない」なり「背伸びして選びたい」なり
決めればいいわけで、
そうしないと「久兵衛食わないと鮨じゃないよ」なんて言い放つ
妖怪化したグルメができあがる。
何が言いたいのかというと、
その友人(東京生まれ東京育ち)が
この店を標準に据えているんだなということがわかって、
とてもいいなあと思ったのでした。
なるほど、ここが基準ならば、
あの店はこう、この店はこうと「わかる」し、
誰に何と言われようと、ゆるがないだろうし、
そして、戻ってこられる。
自分にそういう鮨屋はないなあ。
背伸びして食べてきたなかに
とても好きな鮨屋はあるけれど
ひょいと行きつけ、みたいにはなってないし、
馴染みにもなっていない。
むかしながらの商店街育ち、和菓子屋(潰れた)の倅としては
やっぱりそういう人間関係が当然と思っているところがあって、
鮨屋と客の関係も、そういうもんだろうと思う。
ああ自分はぜんぜん(鮨的には、東京に)
根付いてないんだなと思ったわけでした。
丁寧に握り、手渡しをし、感想をつぶやくと
ほんの少し笑ってうれしそうにしてくれる大将。
いいお客さんが揃っているんですねと思う。
で、このお店、握りもつまみも酒も旨い!
松茸のフライや、マンボウの腸なんかを出して
ちょっとハッとさせる工夫もあるし、
ときどきちょっと強めの味に
「酒、酒」ってなる感じも楽しい。
といって“これ見よがしな感じはしない”(友人談)。
じゃあ自分が常連になれるかというと
そういうわけでもなさそうなんですけれど、
また顔を出した時覚えておいてもらえたら、とても嬉しいです。
帰宅して、「光Link」の設定。
SIMフリーのほうを借りたんだけど
標準設定がe-mobileになってるのを
買ってきたb-mobileに修正するのに
Macにつないで、設定を変えて、っていうのが実にわからなくて
小一時間四苦八苦。
なんとかできました。よかった。
あした松本出張に持ってってみよう。