夏休み2日目。
午後から映画ひとり旅。
まずは渋谷でやってる『ゾンビランド』。
この映画、各方面で評判がいい(友人男子、同僚女子ともにべた褒め)。
ゾンビものではあるものの、ホラー色は薄そう、
どっちかっていうとコメディ寄り? くらいの知識で行きました。
快作快作。すごく楽しかった。
ドタバタ死闘部分には、
なんだか往年のドリフみたいな勢いがあったし(褒めてます)、
終わり方もよくって、
こんなに後味のいいゾンビ映画、ない。
もしかしてホラーコメディというよりも、
ロードムービーなんじゃない?
終わって、映画ドットコムで調べたら
文化村のル・シネマで、まだ
『アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち』
やってるのを発見。
行く行く、観る観る。二回言わなくていい。
チケットを買って、時間があったんで軽食。
きのうは吉野家だったけど、
きょうはしゃらくさい店(おフランス系)で白身魚のフライ。
しゃらくさいけど美味しい。
炭酸水にバドワがあるじゃないの。くーっ。
そしてすごく高い。
くやしいけど飲む。旨い。
このくやしさを「どれだけ“ステキ写真”にできるか」と
iPhoneで挑戦してみました。
けっこうできたと思うな。
さて映画。
アルゼンチンタンゴ黄金期のミュージシャンたちの
証言と表情とむかしのフイルムと
リハーサル&録音風景を重ねていく映画。
ドキュメンタリーとしてはじつに不親切で
いっさいなんの説明もないままに、
いまはすっかりおじいさん、おばあさんになってしまった彼らの
演奏風景がつらなっていき、
なんの説明もないままコロン劇場でのステージへ。
あまりの演奏に圧倒されているうちに終わるんだけど、
もう、その顔、演奏、歌、
それから映画のプロデューサーでもある
グスタボ・サンタオラージャが彼らといっしょに
このステージがつくれることが、
もうほんとうに心の底から嬉しそうで、そして
彼らへの無上の愛をささげているのがわかって、
かなり、じんときます。
取材でいちどだけ行ったことがある
アルゼンチンのブエノス・アイレス、
そしてウルグアイのモンテビデオ。
ぼくはこのふたつの街が大好きで、
あの「切ない笑顔」みたいなムード、
禍福はあざなえる縄のごとしというけど、
まさしく人生はそんなふうに過ぎていった、
激動のアルゼンチンの歴史とともにあった街。
その「諦めとともにあるひたむきさ」みたいなものは
アルゼンチンタンゴにも反映されてて、
きらきらした明るい旋律と、
まるで喪に服すかのようなかなしいメロディが
ダンスする二人の脚みたいにからまりあってて。
たまらん。
しかもクラシックではなくて
「街生まれの音楽」っていうところもいいなあ。
映画を観ているあいだ、
ずっとそのムードにひたれたのがうれしかった。
ところでこの映画館、
文化村だけに文化的なおばさま2人組みたいのが多い。
(平日夕方っていうのもあるんだろうけど。)
そのおばさまたちが、やったら飴食うんですよ。
飴って食べる音はしないけど
開ける時に個別包装しててもしてなくても
「ぱりぱぱり かさかさかさ」って音がするでしょ。
ああうるさい!
しかもそれがコンビニぶくろに入ってた日にゃ!
音楽ドキュメンタリーに雑音禁止!
あいつらがゾンビなら頭2回打ち抜くところだ、
なあコロンバス。
午後から映画ひとり旅。
まずは渋谷でやってる『ゾンビランド』。
この映画、各方面で評判がいい(友人男子、同僚女子ともにべた褒め)。
ゾンビものではあるものの、ホラー色は薄そう、
どっちかっていうとコメディ寄り? くらいの知識で行きました。
快作快作。すごく楽しかった。
ドタバタ死闘部分には、
なんだか往年のドリフみたいな勢いがあったし(褒めてます)、
終わり方もよくって、
こんなに後味のいいゾンビ映画、ない。
もしかしてホラーコメディというよりも、
ロードムービーなんじゃない?
終わって、映画ドットコムで調べたら
文化村のル・シネマで、まだ
『アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち』
やってるのを発見。
行く行く、観る観る。二回言わなくていい。
チケットを買って、時間があったんで軽食。
きのうは吉野家だったけど、
きょうはしゃらくさい店(おフランス系)で白身魚のフライ。
しゃらくさいけど美味しい。
炭酸水にバドワがあるじゃないの。くーっ。
そしてすごく高い。
くやしいけど飲む。旨い。
このくやしさを「どれだけ“ステキ写真”にできるか」と
iPhoneで挑戦してみました。
けっこうできたと思うな。
さて映画。
アルゼンチンタンゴ黄金期のミュージシャンたちの
証言と表情とむかしのフイルムと
リハーサル&録音風景を重ねていく映画。
ドキュメンタリーとしてはじつに不親切で
いっさいなんの説明もないままに、
いまはすっかりおじいさん、おばあさんになってしまった彼らの
演奏風景がつらなっていき、
なんの説明もないままコロン劇場でのステージへ。
あまりの演奏に圧倒されているうちに終わるんだけど、
もう、その顔、演奏、歌、
それから映画のプロデューサーでもある
グスタボ・サンタオラージャが彼らといっしょに
このステージがつくれることが、
もうほんとうに心の底から嬉しそうで、そして
彼らへの無上の愛をささげているのがわかって、
かなり、じんときます。
取材でいちどだけ行ったことがある
アルゼンチンのブエノス・アイレス、
そしてウルグアイのモンテビデオ。
ぼくはこのふたつの街が大好きで、
あの「切ない笑顔」みたいなムード、
禍福はあざなえる縄のごとしというけど、
まさしく人生はそんなふうに過ぎていった、
激動のアルゼンチンの歴史とともにあった街。
その「諦めとともにあるひたむきさ」みたいなものは
アルゼンチンタンゴにも反映されてて、
きらきらした明るい旋律と、
まるで喪に服すかのようなかなしいメロディが
ダンスする二人の脚みたいにからまりあってて。
たまらん。
しかもクラシックではなくて
「街生まれの音楽」っていうところもいいなあ。
映画を観ているあいだ、
ずっとそのムードにひたれたのがうれしかった。
ところでこの映画館、
文化村だけに文化的なおばさま2人組みたいのが多い。
(平日夕方っていうのもあるんだろうけど。)
そのおばさまたちが、やったら飴食うんですよ。
飴って食べる音はしないけど
開ける時に個別包装しててもしてなくても
「ぱりぱぱり かさかさかさ」って音がするでしょ。
ああうるさい!
しかもそれがコンビニぶくろに入ってた日にゃ!
音楽ドキュメンタリーに雑音禁止!
あいつらがゾンビなら頭2回打ち抜くところだ、
なあコロンバス。