ぐうたらしました。GW。
遅く起きてたっぷり食べて昼寝してたら太った。
後半(つまり今ですけど)ひさしぶりに腰痛になったのは
そのぐうたらが原因なんじゃないかと思う。
じっとしてても痛いばかりなのでジムに行き
「腰が痛いんで、どうにかしてくれ」とリクエスト。
腰に負担をかけないトレーニングというのはかえって辛い。
ただいま筋肉痛。でもそれが嬉しかったりして、
「あたた、あたたたた」と痛がりながら喜んでいる。
しかも腰が痛いので前かがみ。
ヘンタイっぽい。
GW中にライブふたつ。
ひとつはヘイト船長@下北沢mona records。
オープンしたばかりのライブハウスです。
バーつきの画廊みたいなライブハウス。
ヘイト船長、最高。行ってよかった。
凄腕の女性ミュージシャンをふたり引きつれ、
船長、さすがの貫録。
老獪の域。すばらしい。
落語で言えば、志の輔さんみたいだ。
ceroという若い若いバンドも出演。
なんだ、この、屈託のなさは! という音楽。
好きなことをやっていること自体が
人を幸せにするバンド、には
偉大なるSAKEROCKという先輩がいますが、
たぶん、そういう存在になりたいんだろうなというバンド。
デザインだったり、写真だったり、服飾だったり、
このバンドのまわりには、そんな同世代の子たちが
いっぱい集まっているみたい。
音楽は、シュガー・ベイブとか、ティン・パン・アレーとか、
既視感ならぬ既聴感あるもの。
それを二十代の子たちが演る。不思議な感じ。
そこから直接影響を受けてるのか、
その先にあるものから影響を受けた結果、
同じふうになってるのか。謎。
歌詞がちょっと残念‥‥なんて、
生意気な感想を述べてみたりして。
中央線系・井の頭線系の若者客多数。
いつも接しないタイプで面白い。
女子の煙草率が高い。
若くないふうな客も多数。
もうひとつは、槇原敬之@国際フォーラムA。
ふだん聴かない音楽なもので、
知っている曲は、ほぼ、なかったんだけど、
3時間、たっぷり、飽きずに面白く観た。
なんでも3年ぶりというコンサート。
必死。ほんとに必死。痛いくらいにまっすぐ。
歌をつくって、歌って、公演にお客さんが来てくれて、
「こんな自分でも」なにかをいっしょけんめい伝えるということが
仕事になっているという、そのことのよろこびが、
まっすぐに伝わってきたコンサート。
中島みゆきさんにも思うけれど、
今という時代に自分が「生かされて」いて、
「伝える人として生きている」ことへの、本気の感謝がある人。
そして、何を伝えたいのか、くっきり明確。
そりゃあ、届くよ。ぜったいに届く。
CMでも使われてるけど『君の後ろ姿』という歌は
ものすごい歌詞だと思う。この人にしか書けない。
あと『Anywhere』とか。
あ、岩谷時子が書いてきた世界にちょっと近い気がする。
きわめて個人的で、なのに、普遍的。