起きたら午後3時‥‥
ちょっと咳も出るしジムは休もう。
と、5時からの予約をキャンセル。
連休初日だからといって怠けすぎな気がしますが、
いいじゃないですか。雷雨だったしさ。
ちなみに昨晩はジムが終わったあと23時をまわってから
ちょっとした用事で宴会中のnさんのところにお邪魔、
呼ばれてないのにそのまま二次会に参加し
ヒューガルテンを3本あけ、一人だけばくばく食べ続け、
(みなさんは一次会でたっぷり食べた模様)
食い逃げしました。しつれいしました。
ありがとうございました。
で、さすがに12時間も眠るとはらへった。
冷蔵庫に、4日経った生はまぐり。
生きてるのか、死んでるのか。
匂いは大丈夫‥‥しっかり殻も閉まってる。
だいじょうぶだよなあ、と、
しばらく塩水に漬けておく。
どうやら生きているもよう。
しかしいきなり調理して死んでたらなんなので
まずほうろう鍋に少量の水を入れて蒸して殻をあける。
うむ、大丈夫そうだ、ということでとりだして、
身と殻を分けておく。
ニンニクをきざんでオリーブオイルで炒める。
原了郭の一味唐辛子をたっぷり。
アスパラガス、トマト(うんと甘いやつ)を入れ、
アッラ・ガルムで味をつける。
(アッラ・ガルムはイタリアの魚醤。
これ、持ってると、あらゆる洋食がばっちりイタリアンになります。
モンテ物産が輸入してます。おすすめ!)
そこにハマグリの蒸した汁とハマグリの実を投入。
1分短く茹でたスパゲッティをあえる。
仕上げに、大葉を刻んでできあがりー。
大盛りたっぷり、たいへんうまかったです。
これは店に出せるわ。店ないけど。
携帯に着信。渋谷西武のeYeの木辺くん。
Dickiesをカスタマイズしたショーツ入荷、とのこと。
うちのすぐ前の停留所から渋谷西武の前まで
バスで一本なので、それに乗っていくことにする。
待っていてくれたのは、たいへんかわいいグリーンの
ちょっとアーミーな、でもヘリンボーン生地のショーツ。
しかもテーラードっぽいつくり。わざとプレスもしてある。
買う買う買います。
明るいグリーンと暗いグリーンがあったので
白い服に合わせやすそうな明るいほうを買いました。
銀座線で表参道へ。
ゴールデンウィーク仕様にお店を模様替えしましたよ、
と山崎店長から電話をもらっていたので遊びに行く。
ディエチ・コルソコモ・コム デ ギャルソン。
徹夜で商品を総入れ替えした、という1Fは、
JUNYA MANのフロアになっていて、
HOMMEは2Fに移動したとのこと。
明るい色でぱあっと華やかに。
うん、このほうがこの店らしいです!
ゴールデンウィークの青山は書き入れ時ということで
その準備のためにいつもより商品の点数が多いのも、
にぎやかさの演出になってていい。
5年前、このお店がオープンしたときの、
前面に店名のロゴがガンガンにプリントされた
リーバイスのデニムが復刻している。
これほんとうにいいデニムなんです。
デザインってこういうことだ、
洋服ってこういうものだ、
オシャレをして街を歩くってこういうことだ、
という明解な答えのひとつが、あるような気がする。
いろんな意味での大胆さのお手本。
そうか、復刻したんだ。
‥‥初代を持ってるから、買わないけど、
目の前でどんどん売れていっているのを見て、
うれしいようなちょっとさびしいようななんだか妙な気分。
希少価値、ということについて作り手は
「そんなことは気にしていない」はず。
そもそも世界中に支店をもち
免税店にも入っているような大ブランドではないし
そのなかで希少価値の希少価値みたいなことになっていったら
どんどんそれをコントロールしたくなるに決まっていて、
ぜったいに妙ちきりんなことになる。
そもそも市場価値をそういうふうにコントロールすることは
洋服作りの目的じゃないはず。
だから「レア・アイテム」と言われるようになったデニムも
平気で復刻。それはとてもかっこいい。
と、わかっちゃいるけど、
作り手と買い手の気持ちがないまぜになるんです。
でも、もし初代を買いそびれていたら?
今回の復刻を手にして、小躍りして喜ぶ自分がいたはずだ。
うん、四の五の言わず、ひさしぶりにぼくも穿こうっと。
店内をぶらぶら見ていたら、スリッポン発見。
ちょっとトリッペンぽいかたちのスリッポン。
あざやかな赤と、青の、2色があって、
どちらもすごくかわいい。
かわいい。
かわいい‥‥。
裏返してみたら、靴底が木。
スリッポンというよりクロッグかも。かかとだけがゴム。
その木の部分が、☆と★。
‥‥ますますかわいい。まいった。目がハート。
「うちにくるか? くるか? そうかそうか」
などと擬人化して語りかけ
もうすっかりその気にになって
ためつすがめつしていたら、
コンピュータでなにやらチェックしていた山崎さんが、
「武井さんたいへんです。
これ、4足しかつくっていませんよ」と。
4足って!
SとMで2色だから、
Sの青は世界に1足ってことですか。
さっき希少価値について反省したばかりだというのに、
その一言でますますほしくなるという複雑なわたくし。
「いや、最初からほしかったじゃないか」と
自分に言ったりして。
なんでまた4足になっちゃったのか理由はわからないけど、
いっぱいつくって売るほうがいいに決まってるわけなので
なにかの事情でそうなっちゃったんでしょう。
4足しかできないけど、それでもつくりたい、と、
こんどはそんな作り手の気持ちを勝手に想像して、
勝手にじんとしたりする。
洋服作りって。
まあとにかくよくお似合いになりましたので
買わせていただきました。ショーツの季節が待ち遠しいです。
といいつつ「雨に濡れちゃうからこの傘ささない!」
と、あたらしい傘を抱きしめた少女のような気分でもあります。
どうなんだ。
それからミラノのコルソコモ本店のちっちゃいトート。
眼鏡で大きさがわかるでしょうか。
こういうサイズで、
ぼくがもってもおかしくないトートって
なかなかないのです。うれしい。
とまあ、ゴールデンウィークの旅行をあきらめたからといって
ちょっと買いすぎじゃないだろうかと
思わないでもない。
といいつつ、裾上げ待ちのパンツが
じつはまだあったりするんだけど。
チェーンステッチにしてくださいって言ったら
ちょっと時間がかかっちゃってるみたい。