4月28日。
このところ上着を表ウラにして着るのが楽しいです。
リバーシブルじゃないです。裏地を表にして着ちゃう。
といっても独力でそんなアバンギャルドなことを
思いつくわけがないです。
いつもの店でシャツ生地のブルゾンを買ったら
「これは表ウラにして着るといいですよ」
とアドバイスをしてもらって、
やってみたら愉快だったのです。
もうどこからどう見ても裏返しなので、
タグとかぴろ〜んと出ちゃうんだけど、
それが愉快。
その愉快という感じは、
最新のモードを着ていますよという緊張とはちがい、
ちょっといたずらな、元気な気分。
愉快で軽快。どうだっ、という勢いがあります。
なので意気消沈しているときにはできません。
晴れた気分のときにしかできないのです。
しかし、ちょっと前、寒い雨の夜にジムに行くとき、
モンクレーの赤いダウンを裏返しで着てったら、
(裏に、派手なスラッシュプリントがある)
受付ですれちがった見知らぬ人が、
ぼくの担当トレーナーに、
「あの人、裏返しやで! 気がついてへんのや。
言うてやったほうがええで!」
と、言ってたらしい‥‥。
こ、これは、オシャレで、そうしているんだけど!
と思いつつ、そう思われなかったのは、
ぼくの勢いが足りなかったせいか、
勢いがあったのを「急いでいて間違った」と
見られてしまったからか。まだまだですなあ。
でもきのう弊社社長が、裏地がペイズリーの
Gジャンを裏返しに羽織ってきていて、
それは誰も裏とは思わないようなすばらしい着こなし。
くーっ!!!
「あれは、そういう服なのだ」と誰もが思うような着こなし!
やっぱり「人として、ちがう」からでしょうね。
精進いたします。人として。