4月27日。
久しぶりに酒というものを飲みました。
いやほんと久しぶり!
mixiで知り合った、JUNYA WATANABE好きの落語家さんに、
(コム デ ギャルソン好きの落語家といえば、
1回300万円買うという噂のあの人が浮かびますが、
もちろんそうではなくて、
二つ目の駆け出しの31歳独身です)
急にお誘いを受けて、
(という状況がそもそも面白くない?)
たまにはそういうのもいいかなと、
人見知りのぼくにしてはほんとうに珍しく「行きます」と、
初対面2人の待つ飲み屋に向かいました。
もうそのとき11時過ぎてたんだけど、
GW進行はあと原稿を2本書くのみになっていて、
それは「明日で大丈夫」と確信があったので、
出かけてみたのです。
着いたら2人のうちの1人はすでにべろべろで、
それは寄席のお囃子のおかっぱのお姉さんだったんですけど、
静かめのバーなのにひとり「贈る言葉」を歌っているという
たいへんシュールな状況。
カウンターでは静かにカップルが飲んでいて、
その奥で、頭に黒くぴったりしたものを乗せた人がひとり
(あんなにわかりやすいのって、実写版ちびまる子ちゃんの
高橋克実さんみたいだった)飲んでいました。
ジンロを飲みながらしばらく話していたら
お囃子のお姉さんが「あだじがえるー」と
濁点つきの声でお帰りになり、そのあとは、
落語家とふたりで
JUNYA WATANABE コミュニティのオフ会状態に。
たいへんオタクな会話に終始してしまいました。
(まあ要するに、2001年の春夏は何買った? とか、
そういうピンポイントな話です)
いやあ、これほどその話ができる人は
コム デ ギャルソンの店員以外はあんたがはじめてだ!
というくらい、同じくらい詳しくておもしろかった。
ふだん、「その魅力」をいくら語りたくてもですね、
「あ、そう」と言われるだけなので、つまらないんですよ。
というか、ほんとうは着ているだけで満足なはずなんだけど、
こう、ちょっと、自己弁護したいというか、
「ね?」と言いたいわけです。
「ね?」「な!」「だよねー」「そそそそそ」です。
しかし、そもそも飲みはじめが11時半とかだったから、
あっという間に閉店時間に。3時。
店を追い出される。
話したりないから家飲みすっか! という案もでたけど、
平日の3時じゃあねえ。
明日の原稿に差し支えるので、泣く泣く遠慮申し上げる。
で、いつものように歩いて帰ってきました。
『MOTHER3』できなかったけど、
とても楽しかったです。
こんどは一緒に買い物に行きましょう。