あけましておめでとうございます、げほごほ。
年末にNY行ってきました。
過労と風邪でけっこうしんどかったんですが
(戻ってきてから倒れた。まだなんかおかしい)、
バーニーズで買ったローライズのももひきも活躍し
ひどく寒い思いもせず歩き回ってきました。
マンハッタン(の、セントラルパーク以南すっぽり)は
もう島まるごと観光地。
あの悪いニューヨークを払拭して安全に快適に
ここまで楽しくしちゃうなんて
ディズニーでもプロデュースできないんじゃないのかなあ?
でもきっと「誰か」のプロデュースがなくちゃ
できないことだよなあ。
いったいどうやったんだろう?
ちょっと調べてみたくなりました。
それにしても、そこに人が住んでるからこそ、都会はいい!
新宿はまったくそうじゃないからなあ。
食料品店でおじさんが
ひとりで買い物をしてる姿とかよかったなあ。
ディーン&デルーカでも
ゼイバースでも
ホールフーズマーケットでも
20代から60代くらいまでかな、
男たちがひとりで食料品を買っている姿が多いのです。
威風堂々なれど、ほんのすこしのわびしさも風情。
都会はおじさんにやさしい。
あと、定食屋。
NYに詳しい友人にすすめてもらったカーネギーホール近くの
ラ・パリジェンヌというダイナーに朝ごはんをがっつり食べに行ったら、
ひとりでもそもそと飯を食うおじさんやおじいさん多数。
そういうおじいさんたちはアッパーウエスト/イーストサイドあたりから
散歩がてらよろよろ歩いてくるそうで、てことはそれなりなお金持ち。
(そもそもマンハッタンに暮らしていること自体、小金持ち。
物価も郊外とぜんぜん違うらしいです。)
しかし彼ら、毎朝紙おむつをトイレに捨てていくそうで、
毎日来てくれる上客だけに困っちゃうんだよね、ましょうがないか、
という感じらしいです。
おむつは困るけどオムレツはうまかったです。
●トム・ハンクスさすが!
トム・ハンクスに外れなし、と言ったのはうちの社長ですが
大都会の自然史博物館にも外れなし。ニューヨークも例外ではないです。
そしてここの自然史博物館のプラネタリウムったら、
トム・ハンクスもしくはハリソン・フォードによる
ナレーションをつけて上演しているときた!!
トム版を見ました。
(プログラム自体が違うんですね。)
英語が話せても天文学の言葉はちんぷんかんぷん、
ながら、「わかる」ったらわかる!
見終わったあと、心に残したいメッセージが
はっきりしているからなんだろうなあ。
ハリソン・フォード版も見たかった。
やってるうちにもういちど行こう。
●料理の量
老舗のステーキハウスはとんでもなく量が多いけど
人気のレストランって量が東京なみでした。
アメリカ人=大食漢、と思ってたので意外。
ニューヨーカーはちがうんだねえ。
そういえばWのロビーやソーホーグランドのラウンジで遊んでたり
Mercerのレストランのスタッフとか
スパイスマーケットなんかでごはん食べてるニューヨーカー、
太ってる人少なかった‥‥というより「いなかった」!
ま、なかには、いるっちゃいますけど
東京より圧倒的に少ない。
みんなlooks fit。気を遣っているのがわかる体形。
ちゃんとほどよい筋肉があり、顔色よく、もちろんオシャレ。
うまいもん食べたりお酒を飲むために
ワークアウトとダイエットとオシャレが
当たり前なんだろうなあと思った。
あはは‥‥なーんだ、おれ、ニューヨーカー?
いてて、殴らないでください。
来週からダイエットしますから。
↑Mercerのレストランのランチのメインディッシュ。
ね? すくないでしょう?
↑老舗のステーキハウスとはGallagherでした。
入り口脇が肉庫ですよ。そんな言葉ないけど。
●15年ぶりに
MoMAでアルプとシュヴィッタース見ました。
卒論にしたシュヴィッタース、15年ぶりに再会。
時間があまりなくてゆっくりできなかったけど
いい、また行くから。
なんでぼくはこの人たちの作品が好きなのかということを
考えたことがなかったんだけど、わかりましたよ。
言わないけどさ。