「海上亭 海女の小屋」という食堂が川奈にあって
ここのめしはたいへんうまい。
去年は鰺どんぶりを食べたなあ。
ことしは、定番の「あら煮」にお刺し身、
それからキンメダイのみそ汁にごはん、ビール。
画像はキンメダイの残がい。
下田外浦海岸に海の家があって、じつはそこは「鳴海荘」という
なかなか風情のある旅館の裏口にあたる。
旅館に通じる、雑魚寝部屋みたいなところで
海のお客さんにも、あわびがふるまわれる。
アワビ刺、100グラムあたり1200円。むちゃくちゃ安い。
ひとつまるごとひとりで食べた。3800円でした。
おばちゃんに
「こりこりの黒いアワビと、柔らかい白いアワビ、
どちらになさいますか」と言われて
「黒くて硬いほう!」、
「太ってるのがいいですよね」と言われて
「もちろんです、硬く太ってるのお願いします!」
と大声で。え、おばちゃん、なんかおかしいですか。
画像はその黒くて硬くて太ってるほうです。
外浦海岸寒かったなあ。でも意地でデッキチェアを借りて
寝ころんでみたりした。
ちょっと泳いでもみたりした。
豚バラ肉に塩をすりこみ胡椒をまぶし、
強火で表面をかためてから中火でじっくりじっくり焼く。
すると自分の脂をたらーりたらーりと流し始め
やがてなべ底がその脂で満たされてしまう。
自分の脂で煮られる豚。
1時間くらいそのまま煮続けて、てきとうなところで取り出し
ちょっと冷ましてから切っていただく。
煮るときに香味野菜(セロリのはっぱとか)を入れると香りよし。
脂でニンジンの乱切りを煮るとこれも美味。
あさめしにつくったゴーヤチャンプル。
たーいへん、おいしくできました。
本職のシェフをやっている女性が
ものすごくしょっぱいイカの塩辛を細切れにして
にんにくとオリーブオイルで加熱、
まるでアンチョビのような風味のオイルソースをつくってくれた。
それを温野菜に熱いうちにからめてみたら、うまいのなんのって!!