帰国の日、
朝ご飯はやっぱりホテルのバフェ。
フルーツサラダに「ざくろ」がちりばめられていた。
きれいだなあ。こう使えばいいのか。マネします。
そういえば街でもざくろを見かけるように。
ちょうど旬なんでしょうね。
晴れた。ピーカン。
雨のあとで空気もきれい。
10時の開店を待って、きのう行った食材店に
チーズの追加を買いに行く。まだ買うか。買うのです。
帰路、ジェラートを食べる。
最後まで食い意地が張っている。
いちばん大きな5ユーロで、5スクープ入るコーンにする。
ピスタチオ、ヘーゼルナッツ、
くるみ、アーモンド、バニラ。
生クリームをトッピングするのがローマ式だそう。
うわ、すごいでっかい。
ヘビーかと思いきや、
あんがいすんなり胃に収まる。
うまいうまい。すごくうまいよ!
食べていたら、とつぜんの雨。
天気雨。
でもこんな大量の天気雨、はじめて見たよ。
撮れるかな? とカメラを向けたら撮れました。
光を反射して雪みたいに見えますね。
部屋に戻って11時にチェックアウト、
12時にタクシーの迎え。
ロビーでしばらくこの文章を書いたりして待つ。
運転手さん到着。いつもお願いするという、
奥さんが日本のかただというおじさん。
日本語がすこしできる。
道中、いろいろ話を聞く。
このごろずいぶん忙しいそうで、
45日休みなく働いているので
そうとうくたびれているそうだ。
「働くのダイジ。デモ休みもダイジデショ。
コンナニ働いてバッカリデ、
ボクはナンノタメニ生まれてきたのかワカラナイ!」
そうだよなあ。じょうずに休んでね。
同僚が52歳で停車中に心筋梗塞で死んだそうで、
なおさら休みが大事だよねと思うようになったそうです。
しかしひどい渋滞。
じつはこの日、地下鉄職員のストライキがあって、
街に車がひじょうに多かった。
「イツモは運転しないヒトも運転スルデショ!」
と、たしかに、割り込みの感じが下手な人が多く、
いつもなら「じりじり」という感じで進むところが、止まる。
そのため苛々したドライバーたちがクラクションを鳴らす。
結果、渋滞に巻き込まれる。
だんだんうとうとしてしまい、時々目をあけては、
ああ、雨が降ってきたなあ、などと思っているうちに、
フィウミチーノ空港に着きました。
あれ? 晴れてる。
チェックインと免税手続き。免税はけっこうな列。
そうそう、免税って、
そういう手続きをする会社が3社もあるんですね。
もらった書類によって並ぶ列がちがう。
でもまあすこしでも戻ってくればとガマン。
構内でマリオ・チェロリさんの作品発見。
そういえばこの空港は別名
「レオナルド・ダ・ヴィンチ空港」なのでした。
乗るのはブリティッシュ・エアウェイズ。
ロンドンでJALに乗り換える。
ところがこの便が、なかなかゲートが決まらない。
搭乗機が着いていないんじゃないかな。
ということは遅れるかも‥‥とひやひやする。
というのもロンドン・ヒースローでの乗り換えって
セキュリティチェックが厳しかったり
空港が巨大で移動に時間がかかったりして、
こうした飛行機の遅れが、こわいのです。
乗り換えに2時間半ちかく
余裕があったので安心していたんだけど、
ここで遅れるとなあ。
まあ、慌てても仕方がないので待つ。
やっと案内が出たのでゲートに並ぶものの、
こんどはなかなかゲートが開かない。
1時間くらいかなあ、遅れて、やっと出発。
案の定、ロンドンではドタバタ。
飛行機を降りたのが18時半、
搭乗締め切りが19時15分。
目的地はターミナル3だが、そもそもそこへは
バスで10分くらいかかる。
着いてからも歩いて、その先にセキュリティチェック。
これが厳しい。
靴を脱ぎ、全身スキャンまでして通過。
そうだ、帰りのエコノミーの席、
プレミアムエコノミーにアップグレードできないかな?
と思いつく。時間がないのに。
さいわい日本人の職員のかたがいたので尋ねると、
すぐに電話で確認してくれて、1席あいているというので
アップグレードをお願いする。
支払いと発券で、カウンターで10分。
「だいじょうぶです! まにあいます!」
と言われたものの、ねんのためダッシュ。
もうとっくに搭乗はほぼ終わっていて、
かけこむかたちで乗りました。ふう。
時間があれば免税店でお菓子でもと思っていたんだけど、
とにかく時間が足りませんでした。
ところが。搭乗して、滑走路に向かった飛行機が、途中で止まる。
しばらく待つと機内アナウンス。
こういうとき、いまのJALの乗務員さんの英語がボロボロ。
定型句はすらすら出てくるんだろうけど、
いつもと違うことを言おうとすると、つっかえるつっかえる。
「燃料を補給します。
ねんのためシートベルトを外してお待ちください」
え、外すの!
なおさら、おぼつかないアナウンスじゃ、
かえって怖くなっちゃうじゃないですか。
予定時間の説明もつっかえて3度言い直してたよ。
動揺してるのかなあ。やだなあ。
結局、機長からの説明があり、
燃料漏れのアラートが出たので引き返しますということ。
整備点検ののち、どうするか対処を決めますと。
機長さんの英語はちゃんとしてました。
結局、機内で1時間半ほど待つ。
閉所恐怖をもつぼくが、いちばん苦手なパターン!
しかも席が、中央だったもので、
なーんだか身動きがとれない。
寝ることにする。
しばらくして整備担当の日本人のおじさんからアナウンス。
こまかく、これこれこういう状況がありました、
こういうアラートだったのですが
点検をしてみたところ、こうでしたのでご安心ください、
フライトの安全は確保しています、
燃料を足して、再離陸の書類を出して認可待ちです、と、
ていねいでとてもわかりやすい(よくおぼえてないけど)説明。
しかも声が落ち着いている。
こういうのって大事ですよね。
ますますJALの乗務員さんがんばってください!
なんだかんだでやっと離陸したのは1時間半後でした。
スト、離陸遅れ、機材トラブル。
きょうは3連発で交通系のトラブルだったなあ。
さて、席はプレミアムエコノミーではあるものの
列の中央で、身動きはとれない。
じっとしていることにする。
シャンパンを飲んで、赤ワインを飲んで、
「ダ・ヴィンチコード」を見て(何度目だ?)、
うとうとして、なんてやったら、あんがいはやく着きました。
帰路の機内食は飯島さんじゃなかったです。
JALの機内食はまずくはないと思うけど、
往きがおいしすぎたー!
ていうかかなりしょっぱい、
帰路つまり現地でつくった和食って。
ということでただいま東京。
暑いじゃん、なんだか!
新米を炊いて、ごはんを食べることにします。
朝ご飯はやっぱりホテルのバフェ。
フルーツサラダに「ざくろ」がちりばめられていた。
きれいだなあ。こう使えばいいのか。マネします。
そういえば街でもざくろを見かけるように。
ちょうど旬なんでしょうね。
晴れた。ピーカン。
雨のあとで空気もきれい。
10時の開店を待って、きのう行った食材店に
チーズの追加を買いに行く。まだ買うか。買うのです。
帰路、ジェラートを食べる。
最後まで食い意地が張っている。
いちばん大きな5ユーロで、5スクープ入るコーンにする。
ピスタチオ、ヘーゼルナッツ、
くるみ、アーモンド、バニラ。
生クリームをトッピングするのがローマ式だそう。
うわ、すごいでっかい。
ヘビーかと思いきや、
あんがいすんなり胃に収まる。
うまいうまい。すごくうまいよ!
食べていたら、とつぜんの雨。
天気雨。
でもこんな大量の天気雨、はじめて見たよ。
撮れるかな? とカメラを向けたら撮れました。
光を反射して雪みたいに見えますね。
部屋に戻って11時にチェックアウト、
12時にタクシーの迎え。
ロビーでしばらくこの文章を書いたりして待つ。
運転手さん到着。いつもお願いするという、
奥さんが日本のかただというおじさん。
日本語がすこしできる。
道中、いろいろ話を聞く。
このごろずいぶん忙しいそうで、
45日休みなく働いているので
そうとうくたびれているそうだ。
「働くのダイジ。デモ休みもダイジデショ。
コンナニ働いてバッカリデ、
ボクはナンノタメニ生まれてきたのかワカラナイ!」
そうだよなあ。じょうずに休んでね。
同僚が52歳で停車中に心筋梗塞で死んだそうで、
なおさら休みが大事だよねと思うようになったそうです。
しかしひどい渋滞。
じつはこの日、地下鉄職員のストライキがあって、
街に車がひじょうに多かった。
「イツモは運転しないヒトも運転スルデショ!」
と、たしかに、割り込みの感じが下手な人が多く、
いつもなら「じりじり」という感じで進むところが、止まる。
そのため苛々したドライバーたちがクラクションを鳴らす。
結果、渋滞に巻き込まれる。
だんだんうとうとしてしまい、時々目をあけては、
ああ、雨が降ってきたなあ、などと思っているうちに、
フィウミチーノ空港に着きました。
あれ? 晴れてる。
チェックインと免税手続き。免税はけっこうな列。
そうそう、免税って、
そういう手続きをする会社が3社もあるんですね。
もらった書類によって並ぶ列がちがう。
でもまあすこしでも戻ってくればとガマン。
構内でマリオ・チェロリさんの作品発見。
そういえばこの空港は別名
「レオナルド・ダ・ヴィンチ空港」なのでした。
乗るのはブリティッシュ・エアウェイズ。
ロンドンでJALに乗り換える。
ところがこの便が、なかなかゲートが決まらない。
搭乗機が着いていないんじゃないかな。
ということは遅れるかも‥‥とひやひやする。
というのもロンドン・ヒースローでの乗り換えって
セキュリティチェックが厳しかったり
空港が巨大で移動に時間がかかったりして、
こうした飛行機の遅れが、こわいのです。
乗り換えに2時間半ちかく
余裕があったので安心していたんだけど、
ここで遅れるとなあ。
まあ、慌てても仕方がないので待つ。
やっと案内が出たのでゲートに並ぶものの、
こんどはなかなかゲートが開かない。
1時間くらいかなあ、遅れて、やっと出発。
案の定、ロンドンではドタバタ。
飛行機を降りたのが18時半、
搭乗締め切りが19時15分。
目的地はターミナル3だが、そもそもそこへは
バスで10分くらいかかる。
着いてからも歩いて、その先にセキュリティチェック。
これが厳しい。
靴を脱ぎ、全身スキャンまでして通過。
そうだ、帰りのエコノミーの席、
プレミアムエコノミーにアップグレードできないかな?
と思いつく。時間がないのに。
さいわい日本人の職員のかたがいたので尋ねると、
すぐに電話で確認してくれて、1席あいているというので
アップグレードをお願いする。
支払いと発券で、カウンターで10分。
「だいじょうぶです! まにあいます!」
と言われたものの、ねんのためダッシュ。
もうとっくに搭乗はほぼ終わっていて、
かけこむかたちで乗りました。ふう。
時間があれば免税店でお菓子でもと思っていたんだけど、
とにかく時間が足りませんでした。
ところが。搭乗して、滑走路に向かった飛行機が、途中で止まる。
しばらく待つと機内アナウンス。
こういうとき、いまのJALの乗務員さんの英語がボロボロ。
定型句はすらすら出てくるんだろうけど、
いつもと違うことを言おうとすると、つっかえるつっかえる。
「燃料を補給します。
ねんのためシートベルトを外してお待ちください」
え、外すの!
なおさら、おぼつかないアナウンスじゃ、
かえって怖くなっちゃうじゃないですか。
予定時間の説明もつっかえて3度言い直してたよ。
動揺してるのかなあ。やだなあ。
結局、機長からの説明があり、
燃料漏れのアラートが出たので引き返しますということ。
整備点検ののち、どうするか対処を決めますと。
機長さんの英語はちゃんとしてました。
結局、機内で1時間半ほど待つ。
閉所恐怖をもつぼくが、いちばん苦手なパターン!
しかも席が、中央だったもので、
なーんだか身動きがとれない。
寝ることにする。
しばらくして整備担当の日本人のおじさんからアナウンス。
こまかく、これこれこういう状況がありました、
こういうアラートだったのですが
点検をしてみたところ、こうでしたのでご安心ください、
フライトの安全は確保しています、
燃料を足して、再離陸の書類を出して認可待ちです、と、
ていねいでとてもわかりやすい(よくおぼえてないけど)説明。
しかも声が落ち着いている。
こういうのって大事ですよね。
ますますJALの乗務員さんがんばってください!
なんだかんだでやっと離陸したのは1時間半後でした。
スト、離陸遅れ、機材トラブル。
きょうは3連発で交通系のトラブルだったなあ。
さて、席はプレミアムエコノミーではあるものの
列の中央で、身動きはとれない。
じっとしていることにする。
シャンパンを飲んで、赤ワインを飲んで、
「ダ・ヴィンチコード」を見て(何度目だ?)、
うとうとして、なんてやったら、あんがいはやく着きました。
帰路の機内食は飯島さんじゃなかったです。
JALの機内食はまずくはないと思うけど、
往きがおいしすぎたー!
ていうかかなりしょっぱい、
帰路つまり現地でつくった和食って。
ということでただいま東京。
暑いじゃん、なんだか!
新米を炊いて、ごはんを食べることにします。