「This is It」観てきました。
ぼくはMJ(みうらじゅんじゃないよ)は好きでも嫌いでもないけど、
それなりに面白く観ました。
ずいぶん「まともな天才」であることを強調してる映画だった。
音楽とエンターテインメント、
そしてセルフプロデュースの才、すべて満点以上にある。
そして、「やさしい」。
これだけ人間臭いところをきっちり描くので、
多少の奇行の過去はどうでもいいやという気になりました。
はっ、それが狙いか?!
でも、そりゃそうだよなあ。遺されたものにしてみたら、
愛にせよ、ビジネスにせよ、
そうであってほしいと思うだろうし、
わざわざ奇行の部分を描く必要はゼロ。
でもあれだけセルフプロデュースができるのに
MJったら、あの奇行っぷりの露呈はなんだったんだろう。
あと、あらためて「これは好きだ」と思ったのは
MJを中心に精鋭ダンス部隊が一列に並び
軍隊式な感じの足踏みをするダンスのシーン。
なんだろうな、あのまっすぐに未来に向かった
「連帯感」な感じ。ほのかな終末感。
たまらん。
前にワハハ本舗で同じようなダンスを観ても泣けた。
同列で論じてすまないんですけど。